2017.02.03

あんたの血筋が悪い!不憫な子?可哀想な子?

今日もこんなブログにアクセスしてくださり、誠にありがとうございます。

 

私の周りの障害児ママにはシングルの人が結構な割合でいる。

 

統計を取ったわけではないが・・・

 

離婚率も年々高くなってきている。分母がそもそも大きくなっている。だから、何も障害児に限ったことではないのかもしれないが・・・・・

 

でも、ううん、確かに多い。

 

シングルファザーで障害のある子を育てているパパもちらほらいる。

 

障害児本人、そしてその子を産んだママにとって一番、きついのは身近な家族からの差別や偏見なのではないだろうか?

 

だから、「この子のために別れた方が良い」と考え、一家バラバラになったのではなかろうか・・・

 

理解がない家族の元で暮らすより、理解のある親だけに育てられる方が幸せなことも確かにある!!

 

 

■家族が支えにならない場合もある

“障害を持つ子は家族を照らす天使、障害児が生まれるとそれが家族の絆になる”と言われたりする。

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“24時間テレビ 愛は地球を救う”の番組で、障害を持つ子を支えている家族の番組が放送されると、世間はそういったイメージを持ってしまう。

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「障害児がいて家族に諍いが絶えません」なんていう番組はあまり見たことがない。

 

でも、現実で起こっていることは・・・

 

 

お姑さんからお嫁さんであるママが「発達障害児だなんて!あんたの血筋が悪いんだ!」と責められたり、夫から「お前がちゃんとしつけていないから、こんな風になってしまったんだ」と理解が得られなかったり・・・

 

そして、相談相手がいないまま孤立無援状態で苦しんでいる人もいる。

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「発達障害を苦に親子無理心中」のニュースがひっそりと流れることもある。

 

 

■ママは健常者の脳

誰でも好んで「障害のある子を産みたい」なんて思ってはいない。

 

だから、わが子が自閉症であると診断を受けてしまうと、「良かった」なんて思うママは皆無である。多く人が将来を悲観し、これから起こる子育てに不安を覚える。

 

それに、ママ自身が健常者だったら、自閉症児が持つ世界なんてわかりようがない。

 

「可哀想な子を産んでしまった」とわが子を不憫に思い、自分のことも同時に責める。これが自然の感情だ。

 

子どもを産んでしばらくの間はかなり辛い。私も経験しているから凄くよくわかる。息子を抱いて「ごめんね。こんな風に産んじゃって」と何度も泣いた。

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でも、いつまでも「障害があることは不幸だ」「障害があることは恥ずかしい」という気持ち持ち続けているのはどうなんだろうか?

 

そのこと自体が、わが子のことを差別していることなのではないだろうか?一番近い身内なのに・・・

 

 

「子どものために」と思い、障害のある子を育てていることを隠したりすることが、「親が自分のことを隠したい存在だと思っている」ことで、凄く子どもには失礼なことだ思う。

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実際に身近な障害児ママ友の中にも「子どもの安全を考えて」の意味ではなく、「顔を写真に撮られると障害児であることが周りにわかってしまう。絶対に隠したいから写真は一切NG」という人がいる。

 

人には様々な価値観があるが、私には理解ができない・・・

 

■本人は不幸だとは思っていない

「僕は自閉症児に生まれて不幸せです」と障害のある子として生まれてきたことを、本人は「不幸だ」とは最初はこれぽっちも考えてはいない。

 

もし、そう思ってしまっている子がいたら、それは親がそう思わせてしまったのではなかろうか。

 

一番理解してやらなくてはいけない親が「このままではダメだ。子どものために」と言いながら、実は自分の理想像とする子どもに近づけようと引っ張り回したり…

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「皆と同じ行動がとれるように頑張ってね」のビーム(光線)を送り続けたり・・・・

 

 

すると、子どもは親の期待に応えようと凄く頑張ってしまう。

 

そして、いつの間にか親の期待が自身の考え方に伝染し、移行し、「皆と同じようにならないとダメなんだ」と自己否定につながり、やがては「自分は可哀想な子なんだ」という気持ちになっていく。

 

でも、自閉症児を育てることは大変だけれども、不幸なことではない!!!

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■あるがまま

そういう私も子どもが生まれる前から特別支援学校教諭免許を持ち、幼児教室で障害児クラスを担当していたのにも関わらず、自分がその親になった途端!

 

「なぜ、どうして我が家にこんな子が!」と受け入れることがしばらくは出来なかった。(約1年)

 

でも、それから16年の子育ての年月が私を変えていった。(詳しくは本を読んでね!)

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親は子ども側に寄り添う応援団長になって、「お友達のようにならなくていい」「なる必要もない」「そのままのあなたでいい」という言葉を日頃から意識して言葉や態度で示してあげてほしい。

 

「出来ないあなたは決して認めない」という姿勢をみせてはならない。

 

「どんな子であっても変わらずお母さんはあなたのことが大好きです」というメッセージを幼い頃から与え続けよう!これでこそ子どもも親も本当に幸せになれると思う。

 

「障害のある子を受け入れる」ってことは、親自身が「障害のある子を受け入れる自分を認める」ことではないだろうか。

 

身近な身内からの差別は多く存在する。

そこからママも家族も早く卒業できますように・・・・

 

また来週金曜日、寄ってくださいね~ 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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カテゴリー:正直なつぶやき

コメント(17)

  1. たけのこさん より:

    うちの家系にはいない、かたりかけがたりない、そんな言葉を、混乱期には言われたことも。お互いの親の事をせめて喧嘩になることもあった。
    でも、私は、夫婦で理解しようとして来たし、説明もしたし、がんばった。
    息子を守るためなのか、それとも自分を守るためだったのか?
    でも、私は思う。
    障害のことで別れる人は、それが誘因であったかもしれないが、実は普通の子を生んでても、いつか別れるんじゃない?そのパートナーの事、その家族を受け入れられなかったと言うことないですか?と思う。
    うちもラブラブじゃないけど、色々あっても、家族です。

  2. 大自然の法則 より:

    『盲亀の浮木』
    人とのつながりは盲亀浮木の如く。
    大海に住む盲目の亀が百年にただ一度だけ海面に浮かんでくる時に、
    たまたま穴の開いた流木が浮いて、その流木の穴に首入れるという仏教の寓話があります。
    言わば、めぐり合うことは非常に難しいことの例えです。

    血のつながる家族となることは、盲亀浮木のような奇跡の確率です。
    生まれてくることは、両親がいます。
    両親のそれぞれの両親、合計4人。
    このようにさかのぼって考えてみましょう。 
    10代前を遡ったら自分と同じ血が流れている先祖は1024人。
    20代前だと約100万人!!
    そのうちのただのひとりでも欠けたら、自分はいま存在していないです。
    「命」を次につないできたから、現在の自分の「命」があります・・・
    奇跡的なことのように思えます。
    そのように考えてみると、先祖の大切さがわかり、お墓の重さがわかります。
    先祖に手を合わせて感謝しましょう。

  3. はるぴ より:

    私はこどもの発達障害は夫の遺伝だと思っています。でも、それを追求したところで治るものでもないし…💧
    こどもは、知的障害があるせいか、街中でも大きな声で歌い出したりします。今はまだ小さいから周りの人も許してくれるけど、思わず成人して一人で歌ってる姿を想像して、つい怒ってしまうこともあります。
    でも、私は自分を責めることをやめました。夫と仲良くするのは難しいけど、家族だと諦めて💧こどもには「大好き♥」つて言っています。

    • 立石美津子 より:

      身体が大きくなると世間の目は「子どもだから」とはいかないですよね・・・

  4. ぷーママ より:

    息子が高校生になって、障がいを持つ親の会にはいり、楽になり少しずつ受け入れられるようになりました。ずっと息子の安全基地にならないと思いながらも、自分も頑張り過ぎ、頑張らさせ過ぎたなぁ〜と反省。息子は、今は、自立と就労支援で楽しく過ごしている。
    やっと(^ ^) 長い道のりでした。
    先生ともっと早くお会いしたかった〜でも、今も壁にぶつかると本やブログのコメントで気づかされ、三歩進んで五歩下がりながらもゆっくり楽しく前へ進んでます。同じ想いをした母親にしかわからない事まだまだいっぱいだし、これからも先生の本音トーク楽しみにしています。

  5. 立石美津子 より:

    いつもありがとうございます。実はブログ以外の子育てサイトへの記事、今、スランプで筆が進みません・・・・

  6. はるぴ より:

    子供が唇の回りをべろべろ👅なめる癖があり、口の回りが荒れてしまったので、皮膚科に行きました。病名は『口なめ病』。そのまんまですね(笑)
    同僚に話したら、「いるよね、そういう子」…わりとよく「そういう子」に入ることがあります💧
    お仕事お疲れさまです❗

  7. 立石美津子 より:

    ええ、そんな名前の病あるんですか。うちも同じで、今日も髭剃りの時痛がってました!

  8. はるぴ より:

    皮膚科の薬つけたらキレイになりましたよ😊

  9. あき より:

    初めまして。お子様との手を繋いだ写真。とても素敵です。私の息子は、ただ今14歳。同じ様に私と手を繋ぎたがり、端からみたら甘えん坊に見えるんだろうけど親バカ全開で可愛いと思って、私も息子に甘えてしまいます。
    今年、療育手帳を申請し軽度ですが、特別児童扶養手当ての申請を検討中。
    息子を周りと比べた事が無いので、今回、どれだけの手助けをしていたのか申請を通して初めて分かりました。私自身、息子の障害を障害と捉えていなかった事が多々あり先々の将来の事を考えて、勉強してみようと思います。
    まずは石立先生の本を読んでみようと思います。

    • 立石美津子 より:

      あきさん

      コメントありがとうございます!息子も私に最近は「しつこい!」とか「あっち行け」とか暴言を吐くまで成長(?)しましたが
      凄く可愛いです~親バカを通り越している私です。

  10. 長女は自閉ちゃん より:

    こんばんは^ ^ うちの場合は個性だから障害とかじゃない!と診断結果見せても否定する義理親。まぁ個性と言えば個性なんですけどねf^_^;) 信号無視の人に対して無視はダメ!と怒ったりルール絶対!な娘を見ても義理親はなんて正義感の強い良い子なの!だし欲しくないプレゼントを貰ってこんなのいらない!と言っても素直な良い子心がピュアなのねーと言いますf^_^;) 私もそこまで大らかになれればいいんですが、ボーダーちゃんは難しい(T_T)高校行けるのかが母の最大の心配です。

    • 立石美津子 より:

      お母さま、ある意味凄くプラス思考ですね~否定的でないからその点は救われますね~

  11. みっちゃん より:

    1人息子、てんかんと自閉症スペクトラム。言語能力は高く見た目は健康にみえますが。衝動的な事や他害行為もしてしまい、学校も来てくれるな、入院も断られ通院で、となり、現在施設入所となった生活です。ほんとに大変で地獄の様な日々、隣人からも私達の存在を煙たがられいろんな思いを経験してきました。私は仕事も辞めざるを得ず、現在ハローワークに通う日々。児相の措置入所となっており、いつ会えるかは分かりません。もうすぐ息子の誕生日でトーマストランプを持って行ってやりたいのですが、他の子達が羨んだりする事もあり難しいかもしれません。小5の息子、入所して、1ヶ月半になりました。私も以前より少しずつ成長した、と認めたい自分もありながらまた、最近虚しくなり、何もしてあげれなく、あの子の顔も見れず笑顔にさせてやれず・・・立石先生を目標にしたいのですが、今また気持ちの切り替えが自分でも難しく弾けるきっかけが見あたりません。私はやはり旦那や身内から許せない言葉を浴びてしまったり、何回かいい方に、と努力してみましたがやはり、亀裂の状態です。自分が明るくいなければ息子にもたとえ会えなくても伝わってしまうから、なんとか今の心境を脱出したいです。ほんとに私にはかけがえのない元気の源の息子なので。

    • 立石美津子 より:

      つらい状況ですね。お力になることができず申し訳ないです。。。元気で生きる元、生きなければならない元は何といってもわが子ですよね。

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