2017.06.02

進路先、見れば見るほど迷い路

今日もこんなブログにアクセスしてくださり、誠にありがとうございます。

 

息子はもう16歳、特別支援学校高等部卒業まで1年と8ヶ月だ。

 

■エスカレーター式で行けた

保育園卒園後・・・

(これは特別支援学校の入学式 6歳)

小学校から義務教育が始まってからは黙っていても「小学校→中学校→そして受験をすることもなく“特別支援学校高等部”」に自動的に行けた。

役所から時期になると通知が来て親がせっつかれる。有難いことだ。

 

けれども、18歳になったら卒業後の進路先を親が子どもの能力や適性を見極めて考えなくてはならない。

 

もちろん“特別支援学校”に在籍しれば、進路担当の先生がいて手厚くアドバイスはしてくれるが・・・。

(写真は学校で接客訓練を受けている様子) 

学校の訓練はこちらに書いています ↓
h-navi.jp/column/article/35026262

 

でも、親は子どものことを一番、熟知しているのだから、学校に丸投げするのではなく、親が積極的に動かなくてはならないと思っている。そして、あちこち見学に行っている。

 

 

■卒業後の進路

特別支援学校卒業後の進路は次のようになっている

 

①生活介護・・・常に支援が必要な人に対して社会生活能力を向上するための場

②就労継続支援B型・・・一般就労が困難な人が働く作業所。工賃として支給される。

③就労継続支援A型・・・事業所から雇用される。最低賃金が保証される。

④就労移行支援・・・一般就労を目指す就労訓練の場。2年間限定

⑤一般就労・・・法定雇用率による障害者枠で就労

 

息子は②か④を考えている。(③のA型は今は激減しているので)そんなこんなで時間があれば就労移行事業所やB型作業所などに足を運ぶ日々・・・
 

 

■見れば見るほど迷う

例えが変だか不動産と同じで、見れば見るほど「あっちがいい、いやこっちの方がいいかな」となってしまい・・・決められなくなり袋小路に入ってしまう。

 

そうこうしているうちに、時間はドンドン過ぎていく。

 

■お受験のよう

小耳に挟んだところによると・・人気があるところは希望者が殺到するらしい。

 

私は世田谷に住んでいるのだが、担任の先生から「一ヶ所に人数が集中しないため調整をするので、世田谷区内での実習先は2ヶ所以上選んでください」と言われた。

 

障害児の進路、ある意味、お受験戦争と同じような感じなのである。

何だかしんどいな。・・・

 

■「本人の意思を尊重して」と言われるが

親が通う場所ではないのだから、「実習体験をさせて、本人が『ここに行きたい』と強く希望したところに行くように」と周りからアドバイスをもらった。

 

しかし・・・

 

息子は自分の意思を示さない子である。それも自閉の特性だ。

 

「今日は学校休んでディズニーランドに行こうか!」と誘っても「学校に行く」と言う。

 

これは、「学校に行きたい」からこう言っているのではなく、平日は学校に行く予定になっているから「学校に行く」と言っているだけなのである。決まったスケジュールを厳守することの方が優先なのである。

 

幼い頃からずっとこんな感じ。だから、「本人の意思を優先」というのがなかなか難しい。困った~。

 

 

■卒業後の人生が長い

就労移行事業所のポスターで「就労はゴールではなくスタート!定着率が大切!」と掲げられている。その通りで、寿命が80歳ならば18歳以降の人生がすごーーーーーーく長いのである。

 

長い人生からみたら幼児期、学齢期なんてほんの数年。健常児ならば成人後の人生設計は本人任せで良いのだが、障害児の親の子育ては永遠に続く。

 

これはこの間の運動会の写真。「カタカタみたいの持って、楽しく踊っていられるのも今だけなのだぞ!」と息子に向かって心の中で叫んでいる私なのでありました。

また来週金曜日、寄ってくださいね~ 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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カテゴリー:正直なつぶやき

コメント(6)

  1. ぷーママ より:

    あー同じですぅ〜。うちは、自立支援で来年から就労支援となり、時間稼ぎ中。そこでも、好きな事を仕事になれば〜と言われるが、なかなかうちの息子も同じで、意思表示が難しいしく状況説明ができない。だこら、好きな事や物について聞かれても実情と違っていたり、他の人が言った事で答えたり、本人の意見尊重で決める事は難しいです。
    やはり、次の関門は就労。でも、一人息子なので就労プラス将来自立生活もできる所と思うが、一石二鳥的な福祉関係はなかなか見つからないです。
    まだまだ日々の生活も手がかかり、トンネルを抜ける事ができないです。先生の話は、本当に共感でき一人じゃない頑張らなきゃーと思います。就労についてもまた色々お聞かせ下さい。

    • 立石美津子 より:

      全く同じ状況ですね。他人が答えたことを、そのまんま真似して言う・・・その通りでうちも同じですよ~

  2. たけのこさん より:

    ちょっと聞いてよ 就労編 本になる日を楽しみにしています。
    皆が一番興味のあるところです。

  3. 鈴木千春 より:

    私も暇さえあれば、作業所など見学した事を思い出します。
    実際、親が行って感じる事がたくさんありました。

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