2017.09.22

息子が孤独死しないため

今日もこんなブログにアクセスしてくださり、誠にありがとうございます。

先週の続き・・

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普通の子の親であれば、子どもが20歳になれば子育て終了である。

でも、障害のある子の場合、永遠に子育てが続く。

 

老障介護(=年老いた親が障害のある子を介護する)になってしまい、親が死ぬ間際になって「この子はこの先、どうやって生きて行くんだろう。出来れば連れて行きたい」と無念の思いを残したまま、死にたくはない。

 

 
だから、自分が元気なうちに、“親亡き後の息子の生きる手立てを準備する”ことが私の最大の使命となる。

 

 

■自分のことはどうでもいい

私は32歳から20年間、幼児教室を経営していた。(教室名 エンピツらんど 会社名 パワーキッズ→今は社名も変わってしまった)

 

自分の会社を大きくすることが夢だった。しかし、無念の中、会社を手放すことになってしまった。恨みつらみの負の気持ちのを抱えたまま去った。

 

退職してから丸2年経過。その後、フリーになって著者活動を中心に「自分が輝くこと」「自分が遣り甲斐を持って取り組めること」を探し続けていた。

 

異業種交流会などに「人脈を広げよう」と足繁く通った時期もあったが、徒労に終わるだけ。虚しさだけが残った。

 

結果的に2年かけて何も見つかっていない。

 

 

■なぜ虚しいのか

私の活動を見て「立石流ママサークルを作って、門下生を作って、それで収入を得たらどうか」とアドバイスをくれる友人も多々いたが、どうも、その気にならない。

 

フェイスブックで自分の活動をキラキラと投稿している人を見ては、何も成し得ていない自分の振り返り、凹む日々

 

だからといって、「じゃあ、何にかしよう」とはならなかった。

それは私がやりたいことではなかったからだ!

 

「いったい、私は何のために生きているんだろう…?」ずっと自問自答する日々が続いていた。

 

私が生きる意味は「息子の幸せのため」単純にこれだけなのだ。

私が死んだら困る息子の将来を悲観して、いつも心に重い物を抱え悶々とする毎日を送っていた。

 

 

■たまたま見つけた本

たまたま次の本を見かけた。



読んでみると、私の知らないことばかり書かれていた。

見えない物に怯えていた人が、知識を得ることで、不安を払拭できる。私もそんな感じになった。

 

これまでも、子どもの寝顔を見ては漠然と「私が死んだらこの子はいったいどうなるんだろう」と悲しい気持ちになっていた。

必死に働いてお金を残すことが出来たとしても、息子は結婚するわけでもないし、車や家を買うわけでもないし、宝の持ち腐れとなる。

 

一番、しなくてはならないことは…

自分で生活できない息子のことをサポートしてくれる支援場所、支援者を見つけておくことなのだ。

 

これが私の使命であることが明確になった!

(世の中には「買って損したな」と思う本もあまたあるが、この本は私に転機を与えてくれる本となった)

 

■異業種交流会は虚しい。参加するのももう止める!

私は23歳のときからずっと幼児教育関連の仕事をしている。

担当していた子ども、保護者の数を累計すれば1万人くらいは見てきただろう。

そんな経験をもとに講演をしたり、本を書いたり、記事を書いたりしている。

これにより生活の糧となる収入を得ることは必要なことで、これからも行わなくてはならない。

 

しかし、幼児教育を広めていくことが、私の夢でも目標でもないのだ。

 

私にとって一番の目標は、息子が最後の時を迎える日に「僕の人生、幸せだったな」と呟いて天国に召されること。(その時、私はもう死んでいるが…)

私がいなくなってから「お金がなくて路頭に迷う」「頼る人がなく、福祉のセイフティーネットからこぼれて孤独死する」なんてことがあってはならない。

 

だから、もっと障害者が年老いた時の生きる道について、私がしっかり勉強をしようと思う。

 

今まで小学校の保護者会から始まり、障害者の親が集まる親の会など、「面倒くさい」と思って完全に足が遠のいていた。避けて避けて避けまくっていた。

 

しかし、これからは積極的に参加し、参加するだけでなく役員などもやろうと思う。

障害者年金のこと、グループホームのこと、今まで勉強してこなかったことを学ぼうと思う。

 

人生の第三ステージに突入だ!!

親の心配をよそに毎日嬉しそうな息子


この笑顔を絶やすことなく人生を送れるように…

決意表明をしたくて、ブログに書きました。

こんな私ですが、これからも金曜日寄ってくださいね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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カテゴリー:正直なつぶやき

コメント(14)

  1. 中野 信也 より:

    確かに障害を持つ子供の親としては
    自分が死んでからのことを考えます。地域なりその他
    本当に心が通うリアルのネットワークが大切だと思います。すべての人は生かされる奇蹟の中にあるので
    希望は溢れてくると思います

    • 立石美津子 より:

      自分のネットワークばかり広げることに邁進していましたが、これからは息子のネットワーク作りに努めます~

  2. mannnaka より:

    旦那の姉が重度の知的障害者です。結婚してこの20年、親なき後のお姉さんの幸せのために、私が姑と話し合いをしてきたのはまさにこのこと!!”信頼出来る支援者と繋がって欲しい”ただそれだけ・・・。出来る限りのことは私がする!!でも、専門の支援者、それもお姉さん自身が信頼して意思の疎通ができる方を探すこと。でも、「この子を置いて私は死ねない!一緒に死ぬからいい!」とのスタンスを崩してはくれませんでした。わかるんです。わかるんですがね・・・。そうこうしているうちに、お姉さんのほとんどの世話をしていたお父さんが昨年他界・・・半年もしないうちにお姉さんは原因不明で入院、あっという間に逝ってしまいました。まるで、「私、生きていちゃいけないよね?」というように・・・。どうかどうかこんな結果はここだけにして欲しい・・・そう思ってしまう。ちなみに・・・旦那は小さいころから姉を支えながら大きくなった人なのでとても辛かったようです。こんなに泣いた旦那、私、初めて見ました。

    • 立石美津子 より:

      お姑さんのお気持ち凄くわかります。でもお兄様も悲しいですよね。深く考えさせられる文章を有難うございます。ブログ読んでくださり有難うございます!

  3. ma より:

    こんにちは、初めて投稿します。
    私にも自閉症の息子がおります。
    子供には父親もおりますが、
    私自身が難病闘病中で、いつまで
    生きて子供をみられるかわかりません。

    子供を幸せにしたい、ずっと見守って
    いたいと思いますが、現実的には
    どうにもなりません。

    親が不憫に思っているよりも
    子供きっとなるようになります。
    これまでそう育ててらっしゃった
    のだから、大丈夫です。
    私自身、そう願うしか無いです。

    • 立石美津子 より:

      お母様ご自身も大変な状況でおられるんですね。なるようになる。その通りですね。

  4. りさママ より:

    毎週、ブログを楽しみに読ませて頂いています。

    発達障害の小3の娘がいるのですが、娘の将来を漠然と不安に思っているだけではいけないので、立石先生が今回と前回のブログで紹介して下さった2冊の本を是非読んで見ようと思いました。

    また、最近、地域で活動している発達障害の子を持つ親の会に入会し、似たような悩みをもつ色々なお母さん方に合っています。こういう「親の会」的なものは、以前はあまり好きでなかったのですが、入会してみると結構自分の視野が広がったり気持ちが楽になったりするし、娘がどこでどんな支援が受けられそうかの情報も入ってきて、良かったと思っています。

    • 立石美津子 より:

      なんとなく親の会から距離を置きたいお気持ちわかります。でも、関わっていた方が絶対に良いですよ

  5. ぷーママ より:

    私も立石先生の情報の本で頼み勉強します。正直楽観的には考えられない障がいを持つ息子。
    でも、つらかろうが悲観的になる現実があろうが、前に進まないといけません。いくら相談窓口に相談してもマニュアル的。親だと色んな共感あり、生きた情報があります。立石先生の情報で色々救われてます。前を向いて歩きます。

    • 立石美津子 より:

      この2冊の本はためになりますよ。東京にいらしゃったら無料で渡部先生の個別相談も受けられます。私も先日お会いして、色々伺ってきました。渡部先生のお子さんは重度の障害をお持ちで、だからこそ、伝わるお話でした~

  6. とも母 より:

    息子は一人っ子で、私も兄弟なし。息子が一人になったら、どうするのか?本当に心配ですね
    小さい時も支援はいろいろ受けられましたが
    年齢が成人よりになっていくと、支援機関も変わり、うちは何ヵ所か関わってもらっている支援の方がいますが、どこになんの相談をしたら良いのか、いまいち分かりにくいです。一度企業に障害枠で就労がしましたが、今は、就労移行。見た目に出来そうなため、どこまで頑張らせたら良いかの見極めが難しい。コミュニケーションではとくに出来そうに見えるので、実際は、相手の言っていることがわかっていなかったり、言葉表現が合っていなかったり、気にならないタイプならよいのですが💦
    能力はあるのだからと言われるが、日常生活これだけ1日神経、頭を使っていたらフラッシュバック以外の精神疾患に結び付きそうで、企業でなく、福祉の就労のほうが良いのか、難しいです。企業もいろいろなところで採用する場所はあると思いますが、本人の努力も求められますが、やはり現場がある程度理解と受け入れる体制が、しっかりしていないとと思います。また。就業支援生活センターへの相談がいまいち親はどう関わったら良いのか対応に不満がありモヤモヤしています。就業生活支援センターと福祉とは質が違うと言いますが。前は、側にいないのに、父親の指示する声が聞こえてしまい、今は、一緒にいないので、これは落ち着いたからよいかなと思っていたら、最近はちらっと、私の声が聞こえることがあり、私は何も言っていないのに、お風呂中に「ごはんできたよー」という声がしたから、声かけたか?と聞かれました。また、聞こえちゃったよと本人は言っていて笑って過ごしていますが、私は特に声掛けには神経を使っている方なのですが、言われそうと思うことが聞こえてしまうようで、これって、何かの精神疾患に当てはまるのではないか心配です。父親の声の時は病院の先生は精神疾患によるものではないとのことでしたが。
    今行っているのは就労移行ですが、入って半年
    ビジネススクールタイプのせいか、本人を知るためにも訓練ではあるとおもいますが苦手なことも頑張ってやっているので、見た目にわからなくなっている分、ちょっと心配です。一人っ子なので、一人にだけ目がいってしまいますが。障害年金申請をやっとし、どうなるかはわかりませんが、生まれてから現在まで書くのって精神的に辛かったです。私もメンタルクリニックに通い約10年、薬はだいぶ減って辛い睡眠障害は軽くなりましたが。また、長くなってしまいスミマセン💦おすすめの二冊の本取り寄せたいと思います!

    • 立石美津子 より:

      子どもの年齢は綿々と続いていくものなのに、その都度壁にぶつかり
      親も悩み、苦労の連続ですよね。でも、この子が存在しているその喜びの方が優っているのだと思います。
      私はそうです~これからもどうぞ宜しくお願い致します

  7. とも母 より:

    返信していただいて、ありがとうございます。
    息子の存在で私もパワーをもらっています。
    障害年金の書類を書いて、生まれたときから現在までを書き、振り返り、どのくらい生きにくいのか自分の言葉でも伝わらないストレスは、支援があっても、本当に本人は毎日が大変だったなと、小さい頃よりは伝えることも出来るところはありますが、苦労している所は変わっておらず、見た目にわからなくなっている分、彼の困り感を就労移行の中でも、なかなか伝わらないことはあり、彼が、実際は良くわかっていないことなどは伝えたりしています。社会に出たら、ここが思ったより大変という場面に改めてきづかされたりします。自分の失敗は絶対許せないこだわりが小さい時からありますが、今も根本は同じですが、イライラや私に手を出すことは、かなり頑張り押さえていますが、落ち着くまで時間は掛りますが、失敗をしたときは
    出来ることがひとつ増えたというところまで、分かりやすい言葉で伝えることで、やっと、まぁいいかに繋がります。それでも、しばらくは頭に残っているので、まぁいいかを繰り返しますが。渡部先生の本を二冊購入しました!
    まだ、全て読んでませんが、かなり、いろいろ詳しく障害の方の立場になったお考えや方法などを知ることができ、うちの場合はどうしたら良いのかも、うちは複雑な面があるので相談もさせてもらいたいくらいという気持ちになりました。立石さんの息子さんの特別支援学校は就労に関しても手厚いですね。いいなあと思いました。リュックを前にして頑張っている姿は、同じだなあと微笑ましく感じました。
    あと、長くなり申し訳ありませんが、前のブログを読ませていただいて、トイレの便器に関心のあるのを知り、意外とそういう子はいることに安心?しました。実はうちも、トイレに興味というか、何か確認したい感じがありました。なかなか出てこなかったり。思春期の頃、中学の頃が女子トイレに隙あらば入ってしまい、ハラハラのじきでしたが、ついにマクドナルトの女子トイレの個室を登って除いてしまい、通報寸前の体験をしました。幸い本人に謝らせ、店長さんがとても良いかただったので、対応が良かったので、相手のかたも理解して帰ってくださり、通報はされませんてしたが、私は頼んだものは一口もは食べられませんでした。本人は普通に食べてるし。いまは、本人はあのとき事件を起こしてしまったといっており、あそこのマクドナルトのお店には入ることができません。他のマクドナルトなら入れますが。また、ながながと失礼しました💦

    • 立石美津子 より:

      渡部先生のご本は本当にためになりますよね。トイレ(笑)私の周りの自閉症児のお友達も結構トイレに強い関心を持っている子が多くいますよ。それから息子も西麻布の某レストランでものを怖し、それ以降、行けませんよ。これからも色々なことが起こると思いますが乗り越えていきましょうね

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