2017.11.17

お呼びでない…不採用、切ない

今日もこんなブログにアクセスしてくださり、誠にありがとうございます。

 

実習の評価表が学校経由でR企業(*企業名は伏せます)から送られてきた。

書かれていた結果

「集中力が不足しているので、○○君の来年の実習は受けることは出来ません」

(実習中の連絡帳にも「キョロキョロしてました」とか「あくびを3回してました」と書いてあったし…)

 

つまり、R企業への就労の道はこれで断たれたのである。

 

・高等部2年での実習は“採用を前提としている”ものではなく、あくまでも体験

・高等部3年での実習は“この子を雇って戦力になるか”を見るための実習

 

高2の時点でこの用紙を渡されるということは…

来年、ここでは実習にチャレンジすることは叶わず「うちの企業では採用は出来ません」ということを表している。

 

■親の目と企業の目

実習中、担任の先生と2回見学に行った。

 

普段の落ち着きのない態度から、人が変わったように何時間も集中して、ダイレクトメールの封入やハンコ押しを延々と続けてた。

健気な姿だった。

親から見れば150点、200点あげたいくらい、頑張っていた!

本人も晴れ晴れとした顔をしていた。

(帰りのバス停の前)

しかし!

企業が求めているのは“更に上のこと”

法定雇用率の中で障害者雇用を積極的にしているとはいえ、企業は利潤追求の場なので、それに応えられない生徒はウェルカムではないのだ!

 

■切ない

何度も練習した通勤練習…今、この写真を見ると、涙が出てくる。



切ない…

胸が締め付けられる…

 

親にとっては一生懸命育てた大事な可愛い我が子。その子どもに対して「否定された」と受け取ってしまうのが、親の正直な気持ちなのである。

親から見てとても頑張ってるのに、認めてもらえないのは、本当に悲しいし悔しい…

 

■子どもには伝えない

息子が「ここに就職したい」と言って実習先が決まったわけではない。

親が希望したまで。

だから、息子には「不合格だったよ」なんて言わずに「来年はまた違う企業や就労移行事業所で実習しようね」とだけ伝えた。

 

■まとめ

私はもともと企業就労にはこだわっていない。高等部卒業後、息子の障害を理解してくれるスタッフに囲まれて、生き生きと過ごす場所を見つけたいだけなのだ

 

それがたまたま障害者理解のある企業だったら企業でもよいし、就労移行支援事業所であってもよい。

 

その考えは最初からぶれてはいないのだが、評価表を見て「拒否された」と悲しくなってしまったのでありました。

それが親の気持ちというものです。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

また来週金曜日、寄ってくださいね~ 

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カテゴリー:正直なつぶやき

コメント(12)

  1. 中野 信也 より:

    私も人の親なのでそのお気持ちよく分かります。
    就職というのはその会社に付加価値を与えられるかどうかなので視点が異なります。

    • 立石美津子 より:

      まだまだ、その点は親として経験がないので未熟です。これからどんどん落とされても、前を向いていきたいと思います。

  2. きょん より:

    息子さん、がんばりましたね。
    親としての心情、すべての人に理解してくれとはいいませんが、くみ取ってほしいところでもありますね。
    とても響きます。

    この 世の中 が障害なのだと、改めて痛感。
    (障害は、その人自身でもなければ、人と人でもなく)

    • 立石美津子 より:

      きょんさん、コメントありがとうございます。
      会社が評価してくれなくとも、親はとても評価しています(^○^)

  3. たけのこさん より:

    普通の会社の場合は、人がみて、退屈そうにしてる、とか、きょろきょろ落ち着きがないことが続くと、不適正になるのでしょうね。
    場になれにくいとか、緊張してしまう。大事な場面でかえって、退屈そうにされると、まわりが面白くないのですよね。
    そういった意味では、知的に遅れていても、従順で、真面目で、挨拶や返事ができる子の方がよいのでしょうね。
    私の小2息子も、発表会の練習でみんなが真剣ななかで、あくび、おどけた変顔、ビックリしました。本番ではできたけど。
    なんていうか、自閉傾向って、本当にやっかいなことがおおいですよね。

  4. 成田昌俊 より:

    障害者枠を設けている企業でも、本人の適正の活かし方、考え方は様々。作業効率優先の企業でしたらむしろ選ばない方が良いと思います。私が以前働いていた会社は、特定の養護学校から毎年採用枠がありましたが、どの部署に配属するのか、本人に合わせて、きめ細かく振り分けていました。健常者も、職場に障害者の仲間のいることが当たり前のことになっていました。作業中に失禁しても、ちゃんとフォローしてくれるおばちゃんがいたものです。こちらにも企業を選ぶ権利があると思います。

    • 立石美津子 より:

      成田さんのおっしゃる通りだと思います。
      本当にそうですよね~相手の要望に自分の子が合わないと凹みますが、息子には合わなかったのだと
      思うとよいですね。

  5. あおぞら より:

    はじめまして‼
    いつも更新楽しみにblog読ませてもらってます。
    7才自閉症児、一人息子の母親です。
    これから息子を育てて行くうえで、ためになる情報や、こころ構え、色々勉強になります。

    私達は立石先生の、「1日でよいから息子より長く生きたい」という気持ちに共感し涙しました。
    辛い日々は多いですが、今日の健康を感謝して笑顔を忘れずに過ごすようにしています。

    息子さんの就職という新しい挑戦ですが、仕事もそうですが、良い人間関係に恵まれることを祈ってます♪

    明日、溝の口の講演会に参加させて頂く予定です。
    将来を見据えて行動する何かきっかけになればと思っています。

    長々と長文失礼しました。
    明日お会いできるのを楽しみにしてます‼

    • 立石美津子 より:

      明日、是非、声かけてくださいませ(すみません、お顔がわからないので)

  6. 笹雪 より:

    健常者であっても、1ヶ月の研修後、×判定を受けることは多々あります。
    お互い合うか合わないかですので、「否定された」のではなく、
    単に相性が合わなかっただけと思います。
    無理に受け入れられるよりかは良かったかと。
    否定されたと、感じてしまうお母様のお心は少し疲れているように感じました。
    どうぞ、ご無理をされず、お過ごしください。

  7. 立石美津子 より:

    確かに疲れてます(というが疲れる子育て+喜びの子育てですが…)

    会社とのご縁もありますから相性の合う合わないも生じますよね~

    コメントありがとございました!

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