2017.11.24

電車が好きでも、JRで運転手にはなれない

今日もこんなブログにアクセスしてくださり、誠にありがとうございます!

 

あと一年とちょっとで学校が終わってしまう。その先の人生が長い。

 

健常児の子どもだったら、自分の働く場なんだから、過保護過干渉になって親があくせく動き回って探さなくてもいいんだが・・・息子の場合は自分で探せないから…

卒業後の日中過ごす“働く場”を親が見つけてこなくてはならない。そんな時期に今、私は突入している。

 

JR東日本の説明会

この間、東京都労働局が主催する“就労支援セミナー”に行ってきた。

「電車が好きだから」…仮にめでたくJR東日本に採用されたとしても、働く場所は駅員の制服の管理をする部門らしい。

 

つまり、洗濯をしたり、畳んだり、仕分けしたり

そんな説明を遮るように、会場にいた保護者が質問した!

「息子が電車に直接、関われる仕事はないんですか?」

会社の人の返答「制服管理も間接的に”電車を動かす仕事”に関わっていることになります!」

 

でも~でも~

何だか親側からしてみると”こじつけ回答”のように感じた。

質問した保護者は納得していない様子で「はい、わかりました」と言い、座った。

 

■やっぱり電車を運転したい

本人は電車を見ていたいだろう。運転したいだろう。

だから、満足しないと思う。

(↓ これは地下鉄丸ノ内線で特等席を先に取られている光景)

 

■ミスが許されない仕事

パイロットや電車の運転手は絶対にミスが許されない。心身ともに完全に健康な状態でいなくてはならない。

だって、大勢の乗客の命を預かる仕事だから…

かなり厳しい採用条件がある。

 

「電車が好きだから=電車の運転を任される」訳ではないのだ。

もし、注意欠如/多動性障害(AD/HD)の人が運転手になったら、怖い!

 

■接客が好きだからとカフェに採用されても

似たようなことがある。

知り合いの話

 

「娘は人が大好きで接客を希望していた。念願の飲食業に採用はされた。けれども、ずっと裏方で残飯の処理をしたり、皿洗いをしているだけ、一度もお客の前に出してもらえたことがない」

 

雇う側にしてみれば、接客させる訳にはいかないだろう。凄くわかる!

(↓ これは学校で接客練習をしているところ。でも、実際には叶わない)

■法定雇用率があっても

法定雇用率とは障害者雇用促進法の企業側の責務で「50人以上の従業員を抱えている会社は全体人数の2%、障害者を雇わなくてはならない」のだ。

 

でも企業とは利潤追求が目的、そして社員に給料を払い、税金を納める。

だから、利益を上げられるよう適材適所に配置するのだ。

 

■まとめ

企業側の目的もわかる、親の気持ちもわかる。

ああ、難しいなあ…

それから、どの企業の方もおっしゃるのだが「お金よりも遣り甲斐」

だからこそ、好きなことを仕事にさせてやりたいのだが、「好きなことを仕事にして、それで食べて行ける人」なんか、ほんの一握りなのである。

このことは健常者だって全く同じだ。

 

これは私にも当てはまる。

遣り甲斐のない仕事を散々してきたから…

また来週金曜日、寄ってくださいね~ 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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カテゴリー:正直なつぶやき

コメント(5)

  1. たけのこさん より:

    興味の幅をひろげよう、には意味があるのですよね。
    職員さんの制服も、電車の業務に繋がってて好きとか。
    よく、制服が好きな人っていますよね。
    自分の関連するものに気持ちを寄せれたら、この子にとっても幸せ。

    電車の運転が好きだから、運転手、整備士、点検の仕事、やっぱりむずかしいですよね。
    たとえば、パンを好きだからって、製造ラインのパンをたまにつまみ食いする子はむかないのと同じだと思います。
    普通の人でも、仕事のミスマッチで退職する場合があります。
    障害の子は、やはり、次を見つけるのも大変ですから、やることのなかに、その子なりのやりがい、成果をみとめられる、達成感や喜びをみつけられるといいのですが。

    • 立石美津子 より:

      電車そのものではないものに興味関心がある子はいいですが、電車の運転をしたい、電車にずっと乗っていたい子は困りますよね。。。マッチングは難しですね~

  2. 母という者 より:

    初めまして
    1月に愛媛県での講演会に参加するにあたり
    『一人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』
    を読ませていただきました
    30歳になる娘にしていた そのままが書かれていて…
    もっと早くに この本に会いたかった 母であります
    最近になって 娘本人から生きにくさについて告白され
    娘の苦悩を知りました
    この誤ちを乗り越える葛藤の真最中であります
    また 24歳の知的障害の息子の未来についても
    参考になるお話しを聴かせて頂けたら嬉しいです
    講演会 楽しみにしております

    • 立石美津子 より:

      コメントをありがとうございました!6日の講演会でお目にかかれるのを楽しみにしております~私も日々、反省ばかりです…

  3. 匿名 より:

    test

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