2017.12.29

プールの中で泳がず、走った理由

今日もこんなブログにアクセスしてくださり、誠にありがとうございます!

夏の話。息子が通う特別支援学校高等部の学校公開に行ってきた。

 

体育のプールの授業だった。

 

先生がプールサイドから「今からリレーをします」と指示を出したら、水の中を走った生徒が数人いた。

 

私は「あの子とあの子は泳げないから、水の中を走るんだ」と思った。

 

ところが、しばらくして先生が「先生の言い方がいけなかったね。水の中では泳いでください」と訂正した。

 

そうしたらみんな、ゴールまで泳いで行った。

 

「なあんだ~みんな泳げるんだ~」と思い直した。

特別支援学校では自閉症児が占める割合が多い。

「想像力の障害」があるので、具体的に伝えないと理解できない子ども達だ。

 

さすが!特別支援に関わる先生!

泳がない子を叱るのではなく、先生自身の指示の出し方を謝罪し、訂正していた。

 

■あるある、似たようなこと

・クレヨンを持って帰って下さい

保育園での光景。保育士が「今日はおうちにクレヨンを持って帰ってください」と指示を出したら、箱の中身のクレヨンだけ持ち帰る子がいた。先生の言葉通り受け取る真面目な園児!

・消火器を引き抜く

息子が3歳の頃、保育園から「消火器を抜くので困っています」と電話がかかってきた。

 

保育園に行ってみると、消火器には「引き抜く」と書いてあった。
息子はそれに素直に従っていただけなのだ。


非常ベルだって同様

「火事のときに押してください」と親切には書いてはいない。

「そんなこといちいち言わなくても、わかるでしょ」ということがわからないのが、自閉症児なのだ。

 

・調味料代まで請求

ママ友達の集まりで手作りの一品を持ち寄ってランチ会をしたときのこと。肉や野菜などかかった食材費用を全員で割り勘にすることになっていた。

そんな中、塩・胡椒代まで請求してきた人がいた。

 

「あのママ、非常識!ケチな奴」と陰口を叩かれていたが、その人はとても真面目な人だったのかもしれない。

 

■まとめ

子どもに年中無休でこんな言葉を連呼している人がいる。

「早くしなさい」

「いい加減にしなさい」

「ちょっと待ってて」

でも、残念ながら子どもには伝わっていない。だから、子は同じことを繰り返す。

まだこの世に生を受けて数年しか経っていない子。自閉症児でなくたって、こんな曖昧な言い方ではわからない。

 

だから、次のように言ってほしい。

×「早く片づけなさい!」

「この砂時計の砂が全部下に落ちるまでの間に、この玩具を片づけなさい」

 

×「順番を守りなさい!」

「花子ちゃん、太郎君の次だよ」

 

×「整理整頓!きちんと片づけて!」

「積木は積木の入れ物に。電車は電車の入れもの、絵本は本棚に戻そうね。」

このようにどこに何をしまうのか、レゴのように写真を貼っておくとよい

そうすれば1歳児だって片付けられる。

この保育園では道具箱の整理整頓の仕方を箱裏に写真で貼ってある。凄くわかり易い!

 

水泳の時間、青い帽子とピンクの帽子を被っている子に分かれていた。

一緒に見学したママ友に聞いたら「癲癇発作がある子がピンクの帽子、ない子が青い帽子みたいよ」と言っていた。

癲癇がある子も結構な割合でいることを知った公開授業であった。

 

また来週金曜日、寄ってくださいね~ 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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カテゴリー:正直なつぶやき

コメント(5)

  1. 菊田朋ちゃん より:

    毎週 楽しみに読んでいます。今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします✨
    今日のブログを読んで‥ 我が家の軽度知的プラス自閉傾向ありの息子 学校から帰宅 私が『お箸持っておいで洗うよ~』と声をかけると 箸箱から箸だけを取り出して持ってきます(*_*) 言葉って難しいですね
    改めていろいろ気付きますね。

  2. 菊田朋ちゃん より:

    もう一コメント。
    息子も来年は小学3年生です。漢字も覚えてきてるので 消火器 非常ベル きちんと 教えなくては(>_<) 今週も勉強になりました。ありがとうございます!

  3. 立石美津子 より:

    クレヨンの箱=箸箱、、、確かにそうですね。素直な子ども達ですね~(笑)来年もどうぞ宜しくお願い致します。

  4. はなぼつ より:

    こんにちは。ネット検索していて、辿り着きました。我が家はどうやらグレーゾーンの小二男子がいます。指示は通るし、コミュニケーションも取れる。言っている意味もわかる。しかし、どうやら学習レベルが少し遅れており通級しています。このまま通常級を望んでいますが、支援級を進められることもあり、悩んでいます。ブログ楽しみにしています。頑張ってください

  5. 立石美津子 より:

    グレーゾーンの子用の学校、学級はないですから(特別支援教室というのも28年度からは始まっているようですが、まだまだ浸透しておらず…)悩みますよね。

    ブログ、好き勝手書いていますが、金曜日必ず更新していますので覗いてくださいね~ありがとうございます!

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