2018.02.09

手厚すぎるのに感激 進路先の面談

今日もこんなブログにアクセスして下さり、誠に有難うございます!

小学校入学時からずっと特別支援教育を受けてきた息子。4月には高等部3年生になり、学校生活も終了だ。

学校で進路先についての面談があった。

以前、企業実習でお呼びではなかったので…

(↓過去ブログ お呼びでない。不採用)

wp.me/p73B8w-3mM

 

「息子には就労は無理だなあ」と結論づけた。そして、私から希望の“就労移行支援事業所”の具体的な名称を事前に学校側に挙げていた。

 

■就労支援移行事業所とは

“障害者総合支援法に定められた障害福祉サービスの1つ。障害のある人の一般企業への就職をサポートする通所型の福祉サービス

 

身体障害、知的障害、精神障害の他に発達障害や難病の人も対象とし、手帳の有無にかかわらず、医師の診断や自治体の判断など就職に困難が認められる方が利用できる。

 

仕事に関する知識やスキルアップと就職活動のサポート、就職後も長く働き続けられるよう職場への定着支援も行っている”

詳しくはこちら ↓

works.litalico.jp/syuro_shien/about/

 

■学校の面談の会話

面談前にこの用紙を提出した。ここに第一希望、第二希望を書く。

教室に入ったら進路担当の先生から

「今朝、お母様が書かれたご希望の就労移行支援事業所を見学に行ってきました。見学をしないで、面談でお母様に話が出来ないと思ったので…」と言われた。

 

私「先生、お忙しい中、わざわざ息子のために足を運んで下さり有難うございます!」

 

先生「それでですね、お母さま、来年度の実習計画はこれこれこういう風にして…希望先を学校長の名前で依頼して…もし、実習後、内定が出なかったら次の策として、区内の実習先で○○に行って…」

 

こんな風にドンドン決めてくれる。

 

最後に担任と進路の先生から「お母様、今日は寒い中、お忙しい中、お越し下さって有難うございました」だと!

 

「おい、おい、それはこっちのセリフ、先生方、息子のために色々と考えて下さり、本当に感謝しています!」と心で叫び、頭を下げた。

 

普通高校に子どもを通わせている友人にこの話をしたら「過保護すぎる学校!」と言われてしまった。

 

でも、私は「過保護でも有難い。親の力では出来ないことを、学校側が交渉してくれる。」と思っている。

 

 ■釘を刺された

帰り際、次のようにも言われた。

「高等部3年生になると保護者間で様々な情報が飛び交います。やはり、あっちの事業所がいい、こんな企業もあるなど噂が流れます。ぜひ、今の信念がブレないようにしてくださいね」と…

 

それから…

私が「企業!企業!」と言わなかったので、先生方はホッとした顔をしていた。

 

我が子が企業就労出来る状態ではないのに「どうしても企業じゃないと嫌だ!」と面談でごねる保護者も相当いるらしく、学校側も困っている様子

 

小学校入学のとき、知的遅れが明らかにあるのに(*グレーゾーンではなく)特別支援学級や特別支援学校で教育を受けることを拒否し、通常学級にこだわる保護者と似ている、と思った。

 

「健常児も障害児も分け隔てなく、障害児も通常学級で学ばせるべきだ」という考えもあるが、私は息子の能力にあった教育環境で学ばせたいと思い、特別支援教育をずっと受けてきた。

 

■本人は今を生きている

親、学校の先生が将来のことを考えて、あれこれ計画を立ててくれる。

本人はと言うと…

“障害者雇用枠での一般就労”
“A型作業所”
“就労移行支援事業所”
“B型作業所”
“生活介護”

など意味が全くわかっていない。1年先のことなど関心がない模様

そして「今日の晩御飯はなに?」と今のことしか考えていない。

(↓ 知人からもらった阪急電車のプラレールで幸せ満載な人)

過去や未来に縛られることなく、今日一日のことを考えて生きている。

ある意味、“幸せな人”なのかもしれない。

 

■まとめ

中学の特別支援学級で同じクラスだった子が普通高校へ進級した。

道でばったりあったとき、お母様が卒業後のことを悩んでいた。

私が“就労移行支援事業所”の話をしたら、「それなあに?」との返答

 

「この言葉さえ知らないんだなあ~全く情報が入らない環境にいるんだなあ~。普通高校だから学校全体で障害のある子に対応してくれないんだなあ~」と感じ、改めて”特別支援教育を受けられる恵まれた環境”に感謝したのでありました。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

また、金曜日寄ってくださいね!

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カテゴリー:正直なつぶやき

コメント(5)

  1. たけのこさん より:

    卒業後決まったとこをやめちゃうとね、せっかくの道が途絶えることもあります。
    通いだしてからのフォローも大切ですね、

  2. 立石美津子 より:

    入ってから続けるのが大変ですよねーーー(^○^)

  3. みかん より:

    はじめまして。小学5年の娘を持つ母親です。
    学校では特に発達障害と言われることもなく生活していますが、家では毎日が地獄のようで、もうこの世から消えていなくなりたい、いなくなればいいのに、と数時間おきに考えてしまうほど悩んでいます。
    可愛くないわけではない、むしろ可愛い、でもなぜこんなにも当たり前のことができないの?と疑問や怒りで今にも発狂しそうなのですが、なんとか堪えています。理性がなくなったときが、自分でもとても怖いです。ただただ今は日々が苦しいです。児童相談所にも連絡をしたことがありますが、正直あまり意味がなかったように思います。
    先生の講演にぜひ一度足を運びたいと心から思いました。変わるきっかけがほしいです。
    先生のように理解ある母親になりたいです。

  4. 立石美津子 より:

    みかんさん、辛いですね。小学5年生ですか、難しい年齢かもしれませんね。講演会は自分で主催することはなく、呼ばれたら行く状態で今のところ予定はないのです。。。

    発達ナビというサイトはご存知ですか?ここにはチャット的に書き込むことが出来るので、のぞいてみてください。悩みをぶつけたり共有出来たり出来ますよ。
    h-navi.jp/qa

    それから、今だからこそ「理解ある母」になりましたが、昔は「迷子になったまま、見つからなけれないい」と思ったことが何度もあります。

    それから息子を叩いたことも何度もありますよ。

  5. みかん より:

    立石先生、お忙しい中、私のネガティブなコメントにご回答くださり、本当にありがとうざいます。

    講演会が開催されるときは、必ず参加したいです。
    発達ナビも覗いてみます。

    私も最近は娘に手をあげてしまいます。
    そんな時、心の中ではだめだとわかっているのにとめられないのです。しばらく時間が経過すると、叩いたことをひどく後悔します。その繰り返しです。
    本当にだめな母です。
    私は娘の個性を、性質を受け入れられていないのだと思います。
    なんとか頑張って生きていきたいです。
    ありがとうございました。

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