2018.02.16

「教えてください」「助けてください」と叫ぼう!

今日もこんなブログにアクセスして下さり、誠にありがとうございます!

 

「どこへ出でも、恥ずかしくない子でいなさい!」

「人に迷惑をかけない子でいなさい!」

 

幼い頃からこんな風に育てられ、やがて大人になり、人の親になったとしよう。

そして、生まれた子に障害があったとしよう。すると、なかなかそれを他人に言えない人がいる。

 

見た目で分かるダウン症児であったり、障害が重い場合は言わなくても伝わるのだが…

 

そうではない場合、我が子の障害を隠し、療育手帳さえ取ろうとせず、隠し通す人がいる。(※但し、知的遅れのない発達障害児の場合、精神障害者保健福祉手帳を取る方法もある)

(普通に見える ↓)


■福祉は申告制

障害のある子が生まれた家庭に役所から「3歳になったら療育手帳を取り、福祉のサービスを受けてください」とは連絡はこない。

 

親が自分から動かないと、役所から何も言ってはこない。

 

「診断を受けて手帳を取得して、障害者のレッテルと貼られてしまうと伸びるものも伸びなくなる」という誤った考えでいると、可哀そうなのは子ども本人なのである。どうしてかというと、福祉のサービスから零れ落ちてしまうからである。

 

手帳を持っていると…

・ヘルパー派遣を受けられる

・特別支援学校への入学許可が出る

・法定雇用率の中で就労できる

など様々なメリットがある。

(こちらの2コラムも参考にしてください)

【親亡き後、お金はどうする】

h-navi.jp/column/article/35026752

【親亡き後、生活の場は?】

h-navi.jp/column/article/35026761


■手帳を持っているだけではダメ

例えば、税金の戻し(還付金)があっても、自分から言わないと戻ってはこない。

しかし!

年収が360万過ぎると、途端に“障害年金は不支給”の通知が来る。また税金が未納だと督促状がガンガン来る。

 

でも、受給者が受けられるサービスは「こんなのありますよ~あんなのありますよ~」と親切に連絡は来ない。案内さえ来ない!

 

だから、手帳を持ってさえいれば安心な訳ではない。受け身の状態で待っていれば良いのではない。

 

自ら役所に出向き、声を上げなくてはならないのだ。

 

例えば

「療育手帳を持っていると、都営交通無料券を申請すれば、都バスや都営電車無料になりますよ~」

とか

「精神障害や発達障害でそれに関わる医療機関に係る場合、自立支援医療証を発行してもらうと15歳以降も薬や診察代は一割負担になりますよ~」

などは、申請しないとダメなのである。

 

上記2種について、我が子が手帳保持者なのに未だに全く知らない保護者も多い。

 

厚生省のページを開けるとちゃんと書いてある ↓

www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/jiritsu/gaiyo.html

 

■まとめ

ということで。何が言いたいのかというと…

 

我が子に障害があるとわかったら、隠したり、「親の力だけで何とかしよう!」と頑張るのではなく、「うちにこんな子が生まれました。皆さん気にかけてください。助けてください」とSOSを出す姿勢をもってほしい。

 

親が子どもより先に死ぬ。

親亡きあとは福祉のサービスに頼らなくては生きていけない子

社会との接点があれば、どこかで救ってもらう体制が日本には幸いある。

 

だから、子どもを囲い、隠れるのではなく、発信してつながっていてほしいのでありました。

下記の本はお役立ち情報満載です。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。また金曜日寄ってください。

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カテゴリー:正直なつぶやき

コメント(6)

  1. 伊藤勝義 より:

    発達障害の孫を預かり、身内里親として暮らしています。この度就労支援B型を立ち上げようとしています。
    色々アドバイスいただきたいと思います。
    宜しくお願い致します。

  2. 立石美津子 より:

    お孫さんは素敵なお祖父様を持たれて幸せですね。私の亡き父(息子の祖父)は自閉症に対して全く理解がなく、息子が奇声を発すると「うるさい!いい加減にしろ!」と怒鳴りつけていたので、私もストレスが溜まりました。

    そんな私の父も今はこの世にいないので、良い思い出とはなりましたが。。。

  3. 秋田 より:

    現在、発達障害児の学習支援デイサービスで、月に一度のフラワーアレンジレッスンを担当してます、秋田と申します。何度も子供達と接すると、将来の就労の事を考えてしまい、受け口が絶対に必要と思いB形作業所を、設立する為法人を立ち上げました。目標は、とても遠くてかなり厳しいと思いますが、1人でも多くの就労する意識が高い人を1人でも多く受けあれできる様にしたいと考えてます。
    また、進展がありましたらご報告できる様に致します。明るい未来へ、希望を持って頑張りたいです。

  4. 立石美津子 より:

    秋田様

    子ども達は学校卒業後も子供たちが生き生き過ごす場所を是非作って差し上げてくださいね~

  5. 匿名 より:

    うちは内部疾患なのですが
    何でもかんでも、申請しないとだめって、当たり前ではないでしょうか❓
    区役所に出向いてサービスの一覧を聞くことは、家族に障害者がいてもできますよね❓
    もちろんご事情もあるかと思うのですべての方ができるわけではないかもしれませんが、すべての方ができないわけでもない。

    批判しているわけではなく、できることをしてみたらという提案です。

  6. 立石美津子 より:

    障害を受け止めるだけで大変で、そこからやっと手帳を取るところまで行きつけて、更に申請。。。かなりの能動性と積極性がないと難しい方が周りには多いような気が致します。

    私も何度も区役所に出向いて、内容により課も違い、大変でした。一人親+障害児になると部署が縦割りで分かれていて、内容を理解するのも苦労してます

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