2019.03.29

友達がいない息子

今日もこんなブログにアクセスして下さり、誠に有難うございます!

 

特別支援学校高等部の卒業式を終えて、春休みに入ったばかりの出来事

 

ショートスティの申込のため、こちらに向かう途中…

駅で支援学校の同級生男児2人に偶然、会った。(彼らは自閉症ではない別の障害を持っている)

 

2人は春休みを利用して、どこかに遊びにいくようだった。

 

息子は友達の姿を見つけて、満面の笑顔になった。でも行き先は別

 

私の心はザワザワした。心、搔き乱された。

 

 

■友達がいない息子

息子はその2人と同じ車両に乗り込んだが…

 

スーッと離れていきニヤニヤしながら、電車の型番を確認していた。友達と談笑するなんてことは絶対にしない。

 

 

息子には18年間通して、親友と呼べる友達は一人もいない…

 

 

互いの家を行き来して、一緒にゲームをしたり、どこかに遊びに行くなんて夢のまた夢。そんなことはありえず、いつもヘルパーさんとの外出か単独行動だ。

 

 

「なんて可哀そうな息子…」

切ない気持ちになった。

 

■息子の心

息子は「僕は春休みに一緒に出掛ける友達もいないんだ」とも思っていないようだし、「自分は仲間外れにされた。誘ってももらえない」とも思っていないことは、その表情から母である私にはわかった。

 

自閉症の息子は友達と過ごすのことは、それはそれで嬉しいようだが…

(謝恩会のとき、とても嬉しそうにしていた)

駅で出会った2人のような関わり方を望んではいない。

 

 

■私の感覚を押し付けてはならぬ

もし、私が同じ状況になっていたら、きっと凄く凹むと思う。自分の親友だと思っていた子が別の子と親しくして、春休みに入った途端、外出していたら悲しくなると思う。

 

だから切なくなり、胸が苦しくなってしまった‥‥

 

 

けれども…

 

息子はそうではない。そのことで悩んだりしない。ある意味、とても幸せな人なのだと思う。

 

また、自閉の子を育てている先輩ママからのアドバイスによると…

 

障害のある方でいつも友達と関わっていたい方は、学生時代の友達にメール送りまくったり待ち伏せしたり、通勤途中に知らない人に話しかけてしまって問題になったり…

孤独に耐えられず辛い思いをすることもあるみたい。一

人の世界を楽しめるって、良い部分もあるなって思ってます」

 

ということ

そう考えると、プラス面も確かにあるな!

 

 

「ああ、私はまた健常者の脳で子どもの幸せを計っていたんだな…」と猛省したのと同時に、健常児の子育てでも、親の価値観を押し付けてはいけない」思ったのでありました。

 

最後までお読み下さり、有難うございました。

4月からのブログについて考えています。また次回お知らせ致します。

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カテゴリー:正直なつぶやき

コメント(26)

  1. 貝塚 より:

    息子さんには、これから、仲の良い友達できますよ!!

    ブログの更新があって、安心しました。

    僕は、立石先生と出会ってから、まだ5年にも満たないので、大それたことは書けませんが、同じ会社で働けたことに、とても感謝しています。

    もちろん、立石先生のおっしゃることが100%正しいとは思いませんし、無条件で賞賛したりはしていません。

    ただ、立石先生が働く姿、前向きに生きる姿に、と勇気をもらい、これからも立石先生を応援する者として、ブログは続けていただきたいです。

  2. かおり より:

    続けてください!お願いします!
    ただそれだけです^_^

  3. kyon より:

    かわいそう 
    といわれることが
    カワイソウ
    なのであって
    該当者・当人がどのように感じ思っているかはそれぞれだと思います。

    いつもワチャワチャと誰かと一緒じゃないとダメ!っていうほうが・・・面倒くさいわ。

  4. マチ より:

    わかります。
    うちの子はひとりでかわいそうって思ったりします。でも本人は自分の世界があって私の価値観でかわいそうなんて思われたくないよな〜と考え直します。
    よく考えると自分も友達と一緒よりひとりが好きだったりするので。それぞれ幸せの形は違うのだから。
    ほんとにときどき自分でも自分ウザいなあって思います笑

  5. かなこ より:

    立石先生

    こんにちは。
    以前、「褒めて躾けるなんてできない!」でコメントさせていただいた者です。

    子供はまだ2歳5ヵ月ですが軽度の自閉スペクトラム症との診断を受けており、役所の心理士さんからは問題ないと言われている程度です(それはそれで、こちらの悩みを理解してもらえなかったり、良い療育先をなかなか紹介してもらえなかったりと、傷つくことが多いです)

    来年からの進路について今悩んでいるのですが、通える範囲の幼稚園の中で、3~5歳児のクラスは縦割りのファミリー編成になっており、設定保育がほとんどなく、基本的にはクラスで遊びを決めてその遊びを遊びこむ経験を異年齢の関係性の中で経験させている園があります。
    個人的には素敵な園だなと思うのですが、この条件で3年間生活した後の小学校生活は大変になるのではないかということのみがひっかかっています(じっと椅子に座って学習することが苦痛になるのではないかという意味で)。
    立石先生はどのように思われますか?
    やはり、設定保育があってある程度椅子に座って課題をこなす経験を幼稚園の中でさせておいた方がいいのでしょうか?

    • 立石美津子 より:

      自由保育でも設定保育でも特性から興味のないことにはじっとはしていられないと思います。

      小学校前の準備と捉えないで、お子様が楽しめて居心地の良い園をお母様の直感で選ぶと良いと私は思います^_^

  6. かなこ より:

    立石先生

    早速のお返事ありがとうございます。
    上の子が行っている幼稚園も悪くはないのですが…。
    その縦割り保育の幼稚園のお子さまたちがとてもイキイキしていて、そして自分より年下の子に対してとても親切で優しい子が多かったんです。
    おそらく教育されたというより、普段の生活の中で自然に培われたものだと思います。
    他の園ではこのような光景はあまり見たことがないので、ちょっと感動しました。

    立石先生に背中を押していただけて良かったです!
    毎年定員割れするそうなので、入園できるかどうか分かりませんが、第一希望にしようと思います。
    本当にありがとうございました。

  7. かなこ より:

    定員割れではなく、定員超過でした。
    すみません。

  8. 成田昌俊 より:

    孫が保育園に通ったころ、園庭に出て遊ぶこともなく、ほかの園児に関わることもなく、部屋の片隅で皆に背を向けて積み木や人形で遊んでいました。運動会では一人だけ固まっていました。個別支援学級では、信頼する先生とは会話できたようですが、いわゆる友達付き合いはなかったようです。孫の場合は脳の障害からの知的障害です。でも養護学校では放送係などの経験から自己肯定感が生まれ、成人した今、現在の作業所では接客の会話が出来るようになりました。ただ自分の感情を言葉にしたり、相手に反論することが出来ず、ストレスをため込んでいます。家族とも会話は少なく、何かを頼むときは、筆談の方が多いです。職場では誤解されやすくてトラブルとなり、現在は心療内科の先生のアドバイスを受けながら、何とか休まずに通っております。孫も友達と呼べる人はおりませんが、あるべき友達像があるとも思えず、友達がいないことを悩んでいるようには見受けられません。本人が気にしていないのであればそれはそれでよいと思います。
    いつかまた、コメント欄が復活した時にはよろしくお願いします。

    • 立石美津子 より:

      親の価値観の押し付けではなく、本人がどう感じているかですよね

      • 立石美津子 より:

        兄弟児がいるといいと思いますが友達ではないので難しいところですよね

  9. 匿名 より:

    我が子も友達いません。
    思ったことを友達に話したいという気持ちはあるようですが、難しく、「きょうだいがいれば話せるのに。」とボヤきます。

    • 立石美津子 より:

      自信や自己肯定感があることは生きる力になると思います!

  10. 宮田智美 より:

    うちの子も、昨日高校卒業でした。卒業式ではないので、友達のいない校長室で、でも、温かく送ってもらいました。
    友達、ってなんだろう。
    親の私も、友達あんまりいませんが、自分の生き方には自信を持っています。
    こどもにも、あるべき姿は、自分大好きでいてほしいです。

  11. 勇太ファン より:

    立石はんブログやめんで。勇太君の作業所での出来事を知りたいわ。

  12. 匿名 より:

    勇太くんの写真、いつも楽しそうです。
    人とかかわったり、過ごしたりすることも、うれしいのですよね。

    わたしも、息子が自閉症とわかった幼児期に、小学生の男児たちが、自転車にのってあそびにいくのをみて、「うちのこはあんな風にできないのだな~」となんとなく思って、せつなくなりました。
    本人はどうなのだろう。
    居心地のよいひとたちと共に過ごすのは、心地よいでしょうね。
    「一人はやだ!」といってます。

    一人で自由にしていたいときもあるし、寂しいときもあるし、感覚は、障害者も健常者も同じかな、と思います。

    勇太くん、幸せですね。

    ショートステイ申し込んだのですね。
    どのくらい滞在できるのですか?

    社会人、がんばってください。

    いつかおわる、子供時代、学校時代、
    今は満喫して、大事に過ごして楽しみたいと思いました(親として)
    そして、社会人となり、のびのび、楽しく、健康に過ごしていってほしいです。
    一生懸命に働いて。

    これからも、立石先生のblog、勇太くんの成長や姿をみたいです。

    • 立石美津子 より:

      いつも読んで下さり有難うございます!!こちらのショートステイは連泊6日可能です。一日20人受け入れ態勢があるようですが、希望者が多いため申込通りに入れるかどうかは?の状態のようですよ

  13. ぷーママ より:

    ブログ更新があり、よかった〜
    私も立石先生と同じ年代、息子も同世代、知的な自閉で、うちもずっと友達いないし、友達付き合い経験なし男くんです。
    でも、いろんな人の中にいるだけでいいみたいで将来はグループホームだろうから、最後の先輩ママさんのコメント通り、良しと考えます。
    ストレス解消がうまくできず、私に当たりまくるのが、歳をとった私には辛いですが、立石先生がブログ続けられ、本当に強いなぁーと思いました。子離れする練習と思い、自分の事も大事に考えて頑張りまんす。立石先生もストレス抱えないよう、ブログも私の支えです。これからも色々と情報お願いします。

    • 立石美津子 より:

      はい、こちらこそどうぞ宜しくお願い致します~ご縁に感謝です!

  14. こてつ丸 より:

    4歳の自閉症の男の子を育てています。毎日辛く苦しく、なんで…と涙したり息子に怒ってしまう毎日です。立石先生のブログとても楽しみにしていますので、ぜひ続けていただけたらと思います。自閉症の子のママさんたちのブログたくさん見ていますがやはりひどいコメントで傷ついていらっしゃる方たち多いです。本当に悲しいし許せないです…。本も2冊購入させていただき、ほかの本は処分しましたが、大切に残っています。

    • 立石美津子 より:

      苦しいですよね。今週の週刊女性の人間ドキュメントに私の人生載っています。苦しかったことを書いていますので参考にしてくださいね。

      ブログは続けます~

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