2013.03.29
ルンバ君の短所
我が家にはお掃除ロボット“ルンバ”が2年前にやってきた。しかし、ルンバには決定的な短所がある。それは床に何かあると直ぐに引っかかって止まってしまうことだ。ストッキング、使い捨てマスク、電気コード、輪ゴムを巻き込んだ時は冷たい女性の声で「ルンバの中を掃除してください」とアナウンスが流れる
ルンバにも機能別に3種ほど“安い・中くらい、高い”の3ランクある。高いものは曜日・時刻をセットしておくとタイマーが作動して勝手に掃除してくれるというものだ。
しかし、こんな機能は全くの無駄。動いた途端にストキングを吸いこみ停止して、それ以降掃除をしないからだ。「掃除済んでいるんだろうな」と帰宅してもマスク・ストッキングを吸いこんで怠けているルンバがそこにはいる。
それから我が家の特別な難点、それは、ソファーの下の幅とルンバの高さがほぼ同じで中入り込んで直ぐに停止してしまうということだ。だからこのように、シーチキン缶をガムテープで止めてソファー下に入らないようにしている。哀れなルンバの姿
友達に薦めても「美津子の家は片付いているからいいけれど、うちなんて床に物が散乱しているから途中で止まるから駄目だ」とたいてい言われる。「だから却って床に物を置かなくなるんだよ!」と私が吠える。だからルンバを使うと自然に床に物を置かなくなり家が綺麗になる訳だ。しかし、床の物さえ動かすのが面倒な人はルンバを買うことは決してない。
綺麗な家の人がルンバを買い、ゴミ屋敷の家はルンバを買わない。だから綺麗な家は益々綺麗になり、汚い家は益々ゴミ屋敷化する。まるで幼稚園・保育園で行う教育講演会に来てほしい親が来ないで、来る必要のない教育熱心な人が参加している風景と酷使している。世の中、そんなもんだ。
“ブロークン・ウィンドウ理論(壊れ窓理論)”という言葉を知っていますか?
建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊されるとの考え方からこの名がある。壁の落書きも同様だ。治安が悪化するまでには次のような経過をたどる。建物の窓が壊れているのを放置すると、それが「誰も当該地域に対し関心を払っていない」というサインとなり、犯罪を起こしやすい環境を作り出す。ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。住民のモラルが低下して、地域の振興、安全確保に協力しなくなる。それがさらに環境を悪化させる。凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる(ネット抜粋)
だから「思いやりの心・優しい子」と立派な教育理念を幼稚園の園児募集のパンフレットに掲げていても、トイレを借りたら天井の換気扇に埃がつらら状態、埃が肉眼ではっきりと見える、来客用スリッパが湿っていて臭い、段ボールが玄関に山積み、園児募集の看板をいつまでも貼ってある、5月なのに4月のカレンダー、季節に合わないクリスマスツリーの絵が黄ばんだセロテープで貼ってある。こういう園は子どもが荒れていて、思いやりの心、優しい子になんて育たないと思う。こういう園にルンバを置いても直ぐに停止してしまい意味ないだろう。
このブログ、整理整頓の環境整備ができていない園長先生が読んだら不愉快な気持ちになるだろうなあ・・・・又、敵を作ってしまう立石であった・・・
カテゴリー:正直なつぶやき
コメント(2)
はじめまして。ご著書を読み、どんな方か気になってブログにやってまいりました。
去年の春に食器洗い機を購入し、人生に革命がおきたので、貯金が出来たらルンバの高いやつが欲しいと願っていたのですが・・・・。サッパリ諦めることが出来ました。
シーチキン缶のイメージがテキストでうかばず、写真を見て爆笑させて頂きました。
諸事情で冗談みたいに貧乏な生活をおくっておりますため、1石10鳥のような文章に
胸がスカッと致しました。
ありがとうございます。
わっしょいえひめ様・・・・
家が散らかっている人はまず片づけることですね。
1石10鳥良かったです。これからも役立つ情報を発信致しますね~!