2013.07.16
本当のエコ
今日は子どもに体験させるエコについて語ってみたい。このことについてはファンタジーキッズリゾートのフリーペーパーの記事にも頼まれて書いたが、読むチャンスのない人も多いのでブログに再度書いてみようと思った。
「エコ、エコ」と叫んでサランラップをその都度、洗って乾かして再利用している人がいる。生ゴミ出してはならないと玉葱の茶色の皮まで食べている人がいる。でも、サランラップを洗って使うと却って水道代がかかる気もするし手も荒れてハンドクリーム代がかかったりする。幾ら皮に栄養があるからと、わざわざまずい思いをして食事することはないと感じる。大腸に玉葱の皮が引っかかって肛門が切れ切れ痔になり、ボラギノール(痔の)代が余分にかかったりする。
※写真は私が所有している大量の痔の薬。薬局で買うと高いので処方してもらっている。一応前に手術した経験あり!
私が思うエコは大原則。それは“断捨離(だんしゃり)”!これこそはエコそのものだと思っている。
断捨離とは
断=入ってくる要らない物を断つ!
捨=家にずっとある要らない物を捨てる!
離=物への執着から離れる!
何でも捨てたがる「捨て魔」もいる一方、何でも貯め込む人がいる。両方ともエコとは程遠い人だ。まずエコの最初にやってもらいたいことは「断」、つまり買わないこと。
特別な理由がないのに、買い物に行って何の目的もなく100円ショップに時間潰しにふらっと立ち寄る親子がいる。家にストックがわんさかあるのに安いからとサランラップやスポンジや割り箸を買う。その親の後ろ姿を見ていた子どもが「僕も何か買って!」と叫び、100円のおもちゃをまさに籠に入れようとしている。親も「安いから、まあ、いいかっ!」と気軽に買い与える。1ヶ月合算すると合計5~6種類買い与えている、年間にすると72回!
これにクリスマス、お年玉、誕生日、おじいちゃん、おばあちゃんからも何かしら買い与えられている。一年365日のうち80回もおもちゃをもらうと物の有難味を感じる心は育たない。そこで「エコ!エコ!」と叫び、節約生活させても「意味な~い!」と思う。こうして、ただでさえ狭い家にガラクタが増え、ゴミ屋敷化する。
だから、理由もないのに買うことを今すぐ止めることだ。物の侵入を防ぐことからはじめよう。おもちゃを与えるのは「誕生日」「クリスマス」「お正月」程度にしておくとよい。多くても年間5回くらいに留めておくこと。これだけでものを大切にする心が育つと私は思う。
年がら年中、買い与えていると物に対する執着心も、大切にする気持ちも育たない。又、また、「あそこにいくと最新ゲームがある」と子どものたまり場にもなったりする。更には、おもちゃが多すぎると、収納場所がないのであちらこちらに転がっていて、散らかっていても気にならない悪い習慣もついてしまう。
おじいちゃんやおばあちゃんが、孫可愛さに訪問するたびにおもちゃをくれ困っているお嫁さんもいる。そんな時は角が立たないように「いつも有難うございます。お誕生日にまとめて、ビックなプレゼントください」なんて言ってみるのはどうだろうか。一作目の本”小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと”の192ページにもばっちり書いた。
物を与えすぎないこと、これこそエコだ。心がけてみてください~
カテゴリー:正直なつぶやき