2013.09.17

睡眠薬マニア

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

私は結構、睡眠薬を気軽に使っている。理由は2つある。ことさら寝ることに神経質なのと抑鬱性が高いからだ。会社で受けた検査、YG検査でもでも数値的にはっきりとその傾向は出ていた。子どもの頃からそうである。だから、月1回のペースで精神神経科に行って精神科医と色々喋ったりしている。周りに相談できる人もいない中、安心材料として主治医がいる。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

海外では自分専用のカウンセラーや精神科医の主治医を持つのがステイタスという考えもあるくらいだが、どうも日本はそういう文化ではないようだ。精神科に行っていることをひた隠しに隠す人が大半。通院していると聞くと「近寄らない方がいい危険な人」「精神が病気の人」「自分の心さえ自分でコントロールできないひ弱な人」と、見られることも実際にある。

 

 

 

私は結構ストレスがかかる生活をずっとしている。大変扱いにくい自閉症の子どもを育てているし、母子家庭で頼りにする夫もおらず、しかも自分も生まれつきか育てられ方からかわからないが情緒不安定系・・・仕事も経営者なので愚痴をこぼせる同僚も皆無で大変孤独な立場

 

 

 

最近、仕事内容も講演やら執筆やらで最高の体調、頭すっきりの状態で臨まなくてはならないものにどんどんなってきている。だから、完璧主義の私は重要な仕事の前日、特に講演会で講師として前に立つ前日には必ず飲んでいる。明るくエネルギッシュに講演をしている私がこういう努力を陰でしているとは誰が想像できようか。オリンピック選手のように体調管理に神経を使う。事前準備が大変なのだ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

又、自分が研修を受ける受講生になる場合もしっかり勉強して頭に入れたいからこれまた飲む。資料を大量に作成したり本の文章を練らなくてはならない時も又飲む。こうやって飲む回数が仕事の内容が変わってきたことにより増えているのは確か

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

息子が幼児だった頃、自閉症児の訓練のテーチプログラムを受けさせに療育センターに週1回通っていた。その時、自閉症の子どもを持つママ友と毎回ランチしていたが、みんな育てるのに大変過ぎて抗鬱剤を飲みながら子どもと向き合って生活している人が多かった。毎日、奇声、パニック、自傷の嵐の中にいるのは精神的疲労感は大変強い。そうやって幼児期をやり過ごしていた。私も同じだったし今も現在進行形でそんな環境にある。

 

 

 

さて、眠剤もだんだんと使い慣れてくると睡眠薬マニアになり、寝付きがよくなるために効果的な睡眠薬のマイスリー、途中覚醒(夜間に起きてから寝られなくなるケース)に有効なもの、4時間くらい効果が続く中時間用のレンドルミン。7時間以上効果がある長時間用のロヒプノール、古典的なものでハルシオン、単に不安感消す眠剤に含まれないレキソタンなどそれぞれの使い訳のプロになってくる。下記は私が使い分けているもの。今からずっと昔のことだが精神的疲労が酷すぎて精神を休めなくてはならない事態に陥ったことがあるが、その時は2日間眠り続ける眠剤を出された。ただ、医師の処方の元、きちんと使い分けないと100年の眠りにつく『眠りの森の美女』どころか『永遠の眠り』についてしまうので気をつけなくてはならない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これを飲む時刻も結構大事。朝、6時に起きるのに10時前に飲めばまだいいのだが、睡眠薬なしで寝るのに挑戦したが、3時くらいになっても眠れず、とうとうそんな時刻に飲んでしまい、結果、朝起きられず、日中もフラフラしてしまうこともある。又、体調により2ミリにするか、5ミリにするか、はたまた包丁で5ミリを半分に切って2.5ミリに切って飲むかもポイント。こういうことが飲み慣れてくるとわかっているから人間って凄い!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

まあ、これらに頼ることなく眠れるようになるのが本当は一番の理想だが、そうでもない人は少し気軽く精神科の門を叩き、処方してもらうとよい。毎晩、「今日はすんなり眠ることが出来るかな」と不安にかられる。私は血栓ができやすく軽い脳梗塞を頻繁に脳の中で起こす体質でコレステロールも中性脂肪の数値も高い。だから一生、血液をサラサラにするプラビックスという脳梗塞の薬とコレステロールを下げる薬を飲む必要がある。脳外科の写真の主治医から薬を生涯止めてはならないと言われている。そうすることで突然死しなくなるとも言われている。写真は私の脳の写真。白い斑点が梗塞の痕跡。写真の薬は血栓をとるプラビックス、保険がきいても月7000円くらいする高い薬、毎日飲む。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

だから、睡眠薬も脳梗塞の薬のように一生毎日飲んでもよいと思い、精神科の診察の時、主治医に「先生、私、もう50過ぎているし、これから子どもも産むこともないので一生死ぬまで毎日、寝られる寝られない関係なしに毎日ビタミン剤のように飲んでもいいですか?」と質問したことがある。しかし、「それは身体によくありませんから止めてください」とあっさり言われてしまった。

 

 

 

人は身体が風邪を引いた時、風邪薬を飲んだり病院に行ったりする。でも心が風邪を引くと自分で治そうとする。自分の精神、心は自分でコントロール出来ると傲慢にも錯覚しているのだ。でも絶対そうではない。

 

 

 

自殺する人は最終的に鬱病に罹患して自殺すると言われている。でも、自殺してしまった人の中で病院にきちんとかかっている人のパーセンテージは少ないと言われている。自分が鬱病にかかっているとは思わず悩み苦しみ死を選んでしまう人が多いのだ。こうならないためにも「おかしいな?」と思ったら病院にもっと気軽に足を運んでほしい。

 

 

 

息子にも多動や強迫症状を抑えるためどっさり薬を飲ませているし、私の分もあるので我が家には眠剤や向精神薬類が大量にある。これをためておくと「辛いことがあったらこれを全部飲んで二人で死ねばいいんだ」なんてどこかで悪魔がささやくことがあるが実行は決してしない。でもなぜ貯めておくかというと、ある意味、安心材料としてのお守りになっているからだ。何だか怖いことを今日は書いてしまったかもしれない。良くない傾向かもしれないが、これが又私のありのままの姿なのである。

人間とはそんなに簡単には生きていけないもの。だから、精神科や心療内科を気軽に利用し少しでも楽に生きられるように、もし悩んでいる人がいたら私の真似をしてほしい。これを言いたくて結構、エグイことを今日は書いてしまった・・・

 

 

 

カテゴリー:正直なつぶやき

コメント(5)

  1. 大信田昌宏 より:

    今回はいつになく突っ込んだ内容ですネェ!

    私は睡眠薬は服用した事がないのでわかりませんが、
    人にとって〝眠り〟はそれだけ重要という事ですネ!!

    立石さんはもしかしたら、オリンピック選手と同じくらいのアスリートなのかもしれませんヨ!

    ただ、ご自分を追い詰め過ぎる事だけはないように願っておりマス!!

    (>人<)

    • admin より:

      アスリート?ともかく励みになりました~ありがとうございました~

  2. bear より:

    以前 私も睡眠薬を飲んだことが一度あります。
    心配なことがぐるぐる回ってしまい頭から離れず・・・寝てもさめても心配ばかりで、心療内科に行き、ひたすら話しを聞いてもらいました。
     その時は、効き目がありすぎ、ねむりこくってしまい。日頃寝つきが悪いわけではないので、飲まなくなりました。
     自分をたくさん褒めるところからというのは、どうでしょう。

    • admin より:

      なかなかこじらせると自分を褒めるだけで眠れるように悲しいかなならないんです・・・・

  3. bear より:

     そうですよね。そんなに簡単なことでは、ないですよね!
     第一背負っているものが、会社だったり作家さんだったり普通の主婦では、想像できないことばかりかと思います。
     どうぞお身体お大事になさってくださいね!

トークショー依頼はこちら
立石美津子オフィシャルブログ ちょっと聞いてよ

好評発売中!

1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ

立石美津子著 『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』

amazon.co.jp
1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ

立石美津子著 『1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

amazon.co.jp
立石流 子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方

立石美津子著 『立石流 子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方』

amazon.co.jp
心と頭がすくすく育つ読み聞かせ

立石美津子著 『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』

amazon.co.jp
「はずれ先生」にあたったとき読む本

立石美津子著 『「はずれ先生」にあたったとき読む本』

amazon.co.jp
きれいにかける ひらがな

立石美津子監修 『おうちレッスン・きれいにかける ひらがな』

amazon.co.jp
きれいにかける カタカナ

立石美津子監修 『おうちレッスン・きれいにかける カタカナ』

amazon.co.jp
「発達障害に生まれて

松永 正訓著 『発達障害に生まれて』

amazon.co.jp