2013.11.08

不得意なことを乗り越えられるか

 私の不得意なこと。それは“抽象的な理論を理解すること”と“正確なデータ分析をして客観的な視点を持つ”ということ。科学的根拠に基づいた考えがないので“教育家立石美津子のオフィシャルサイト”と以前はなっていたが“教育家”なんておこがましいから今はこの一言を削除し”立石美津子のオフィシャルサイト”と変更してある。個人の考えを書いているだけなので”オフィシャル”も意味不明。単なるブログに直したいと思っている。

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抽象的な理論「“褒めて育てよ”こう言われてもよくわからない。何をどうやってどんなタイミングで褒めたらいいのか、一歩間違えばおだてることになるのではないか・・・」と感じてしまう親も多いのではないか。だから「やってはいけないどうのこうの」という切り口でかなり具体的に一冊目の本は書いた。下記は中身の紹介をかねたPOP。読後感の悪い本。

一作目

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実際、本屋さんに行っても子育てコーナーには理論的な本、抽象的な本ばかりが並んでいる。私の書いた本は良書でなくても時代のニーズに合ったため結果的に売れただけだ。だから出版社が私のことをちやほやすると冷静に見ている私・・・・

図1

そして、今、私にはこれと言った教育理念、理論がないのではないかと自分を責めている。正確なデータ分析だってしていない、すべて自分の30年教育現場にいた体験で書いている一方的な一人よがりの見方。どうしても自分の脳というフィルターを通してみてしまうので、今更データ分析をして初心に立ち戻るのがなかなか難しく苦しんでいる。ベネッセの次世代教育研究室の膨大なデータを読むと根拠がない私がとても、ちっぽけに見えて情けなくなり涙が出てくる。berd.benesse.jp/jisedai/

 

 

 

理念がない、データを基に語っていない私だが、少なくとも今から30年前、聖心女子大学文学部の教育学科の教育学専攻だった私はかなり専門的なことを勉強していた。まだ20歳そこそこの学生、心は素直で真っ白だったのでスポンジが水を吸い込む勢いてどんどんインプットしていった。単位も一つも落第することなく合格する真面目な学生だった。時はバブル真っ最中、花の女子大生ブーム、遊びほうけるキャピキャピしている学生の多い中、大変な授業を選択し週休3日、4日と大学3・4年生になってスケジュール組んでいる友達もいる中、毎日学校に通った。特に初等教育の授業は授業を通年で受けても単位が通常ガバっと4単位とれるところ、算数専科、国語専科など、ちまちまと2単位の科目が多かったので余計大変だった。18時から開始する授業まであった。その中でしっかり勉強していた。障害児教育もただ現場で障害児相手にしている自分は何か足りないのではないかと思い、社会人になって特別支援学校の教員免許も京都の佛教大学に通って取得した。

 

でも時間と言うのは恐ろしい・・・あれだけ勉強したことが今はすっかり頭から抜け落ちてしまっている。

 

 

 

だから、50歳になって人生初めての本を出版したその内容は客観的データなんか全くなく、理論もなく言いたい放題書いている自己満足の本になってしまった・・・

 

 

 

今、私は何をしなくてはならないのか。年を重ねると素直な気持ちがなくなる、厚かましくなる、心臓に毛が生える、初心を忘れる。でも学生時代に立ち戻って1から勉強したいと思っている。詳しくはここに書くことは出来ないが環境が変わり人生の転換期に来ているように思う。

 

 

 

だから勉強し修行の毎日だ。本も一日1冊のぺースでかなり読んでいる。ある程度の期間でたくさんの知識を入れる必要もあるので速読の訓練も受けている。1冊の本はだいたい60分で読めるようになった。更に上を目指してパラパラと本を5分めくっただけで精読できるレベルになりたいと上のクラスも申し込んだ。

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ただ人には得意、不得意がある。適性のあるなしが確かにある。学生時代はゼロからのスタートなので一生懸命勉強するのみ、自分の向き不向きに気が付かなかったが、今は苦手なことをよく知っている。だからデータ分析したり抽象的理論を苦痛の中でやっている。楽しくないので精神衛生上誠に良くない脳の状態。でも、このまんまの私であってはならない!今、それで結構悩んでいる毎日である。そして、自分を否定する自虐的な方向へ行ってしまう。ダメだ・・・ダメだ・・・・・

 

 

 

先日、母校の聖心女子大学の教育学科の教育学研究室を訪ねた。理論武装したモノトーンの色調の教育論の専門書の中にブルーに派手に光る私の本が立てかけてあった。置いてくれた教授に感謝だ。日々、厳しい自分との戦い修行の毎日の中で、一筋の光を思いがした。

反省しているんだか自己弁護しているんだか何だか訳のわからないブログでごめんなさい・・・これじゃあ芸能人でもないのに「あれ美味しかったキャハ!ウフ!」の自己満足ブログと同じ低レベルブログで読者は読んでもちっとも楽しくない!また自傷する私・・・

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カテゴリー:正直なつぶやき

  1. 大信田昌宏 より:

    自分を「客観視」するのは難しいものですよネ!
    今まで習った事が全てと思う人ほど出来ないものですヨ!!

    人には〝得手不得手〟があるのは確かです。
    それを客観視するのも難しいものですナ!

    (^_^;)/

  2. いくこ より:

    こんにちは。今回のブログから気づかせてもらえたが事ありました。母校って凄いな〜、疲れた時にふと戻れて光が見いだせる、、、今、娘の学校も事でいろいろと考える事があり「学校」って何だろう、、と悶々としていましたが、優先順位がはっきりしました。
    ブログ楽しくなくてはだめですかねえ?私は更新楽しみにしてます。

    • admin より:

      コメントありがとうございます、母校っていいもんですよ。でも通っている最中は嫌なもんでした。早く卒業したいと思うばかりで・・・母校で得た友達も宝です!ブログ楽しみにしていてくださるんですか?超嬉しいです!!

  3. ちよた より:

    ブログ、私も更新を心待ちにしています。心の赴くままに書かれているところが読み応え有りますよ~。自分以外の人が世の中をどう見てどんなことを考えているかを知ることは、とっても勉強になります。(実は1度お会いしたときに名刺をいただき、そのあとからずっとブログ読んでます!)これからも楽しみにしてますね。

    • admin より:

      そうなんですね。心赴くまままに書いている・・・図星です!「書きたい!表現したい!」というモチベーションがないと書けないので毎回、テーマが変わっていたり1つのブログの中で結論もなかったりとバラバラですが末長くお付き合いくださいね。本当にありがとうございます~!

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