2013.11.26
鬱病患者と単に凹んでいる人との違い
ある時、精神科医から「鬱病の場合はどんなに楽しいことがあっても楽しめないけれど、健康状態の範囲内だったら楽しいことがあったら気持ちは変わる」と言われたことがある。
これについて私が今、鬱病なのか否か自己分析してみた。
私のブログを読んだ人が「かなり赤裸々に書いてある」と感想を述べてくれる。「くれる」という表現。私はそれを“よい評価”として捉えている訳だが、ひょっとして感想を述べた相手は「よくそこまでカミングアウトするもんだ」と思っての嫌味の発言かもしれない。なぜか自分のことについてはかなり神経質なのに、人が私をどう評価するのか、どう見ているのかは昔から気にならないたち。母からは「○○ちゃんのようになりなさい」と8階に住んでいる良い子と常に比較されるような言葉をかけられて育ったが、反発があったせいか大人になった今、自分を他人の物差しで評価しない人間になった。
このことは息子にとって最もラッキーなことであった。私を母に持って息子は本当に幸せであると確信している。小学校入学の時も「健常児のようになってほしい」「少しは刺激を受けて健常児に出来るだけ近づいてほしい」とこれっぽっちも思わず、あくまでも息子の障害の特性と能力に一番適した学校選びをしたいと思い、入学先を特別支援学校に就学時相談、就学時健診も受けずに迷わず自分で選択した。これについては以前ここに投稿したので読んでほしい。tateishi-mitsuko.com/blog/%E6%AD%A3%E7%9B%B4%E3%81%AA%E3%81%A4%E3%81%B6%E3%82%84%E3%81%8D/20131004010024.html
さて、自分の話に戻ろう。相手の目を気にしないというのは裏っ返せば“相手に対しての配慮に欠ける”ということ。これでトラブルになったりする。これについては前回のブログに書いたので是非読んでほしい。
さて、赤裸々に書いているブログ、週2回火曜日と金曜日に必ずアップしているから今回のもので102話になった。食物アレルギー、ビジネスマナー、絵本、障害、鬱病と様々なジャンルに及んだ一貫性が全くないとっちらかったもの。一貫性があるのはどれも“正直にひねくれていること”“言ってはならない本当のこと”を書いてあることくらい。これもその時「自分が書きたい!」と思うことを書いている結果。物を書く時は「これを書きたい」という強いモチベーションがないと少なくとも私は書けない。だから雑誌や出版社から書きたくない内容の依頼を受けるととても困る・・・
ということは“書きたい!”というモチベーションがあるということは鬱病ではないということ。鬱病になると化粧も食事も何もできなくなり布団から一歩も出られなくなるからだ。
私の主治医の精神科医が「本当に鬱病になった時は、お金が手に入っても恋人が出来ても沈んだ心の状態は変わらない。それが一つの診断基準」と言った。公開されているブログには詳しく書くことは出来ないが、お金、人、信頼と私は最近本当に色々な物を実際に失った。相当、精神的に参ってしまっている。もう物理的辛いことが起こり続ける状態が5ヶ月も続いている。だから最近のブログが灰色がかっているのはある意味仕方がないと自分で諦めている。きっと私の状況が上向きになればブログもほんのりピンク色に染まっていくと予想している。いつになるかはわからない。周りの事象により心が変わる、これは私が鬱病ではないという証拠かもしれない。今度、先生に聞いてみようと思う。
最近、テレビで「鬱のサイン」「鬱の早期発見」などよく目にする。病院に行く前に今日のブログを参考にして自己判断してみてはどうでしょうか?
でも!でも!人は風邪を引くように心も病気になったり風邪を引く。だから誰にでも起こりうること。10人に一人は一生涯で必ず1度は鬱病になると言われているくらい頻度は高い。自分専用の精神科医という主治医を持っていることはある意味ステータス、誇らしいことと思ってほしい。だから、私はあっさりこういうこともカミングアウトしていますです!!(写真は私の心の主治医ではなく脳の主治医)
カテゴリー:正直なつぶやき
コメント(8)
〝鬱病〟は誰にでも当てはまる心の病気、
油断はできませんよネェ!
最近は辛い目にあったようで、落ち込むのも無理はありませんヨ!!
(-_-;)/
とりあえず私も立石さんのブログの文章に従い、鬱病か落ち込んでいるかを病院に行って確かめてみマス。
大信田さん、辛い時は自分で解決しないで専門家の力を借りることがとても大事と思っています!
立石先生こんばんは。いろいろな事が重なると心って疲れますね。
お恥ずかしながら、人生半ばで実感しています。私も自分専用精神科主治医さん持っています〜。婦人科で更年期からくる精神的なダメージをいくら訴えても「気のせい、気のせい、更年期っていいだしたら、更年期がはじまるよ」と聞き流され、効果のない漢方薬ばかりだしてきて、(男性医師でした)精神科を訪れたら、良い先生に巡り会え、最適なお薬を慎重に処方してくれました。ひとまず、心の主治医がいてくれるのは本当に助かるな〜と思っています。私に取っては精神科は敷居は低いですが、世の中ではまだまだ敷居がたかそうですね、、残念。。。
精神科に通っていることをひた隠ししている人も多いですがとっても良いことですよね。完全に日本は遅れていると思います!いい先生とその先生が処方してくれるお薬、とても大切ですよね
やまぬ雨なし!
そうですね。朝が来ない夜もありと言いますもんね~匿名さんは私の個人的知合いですか?
とくめいさんは何度もコメント書きたいと思っていましたが書かずにただブログを拝見するだけでした。おうちだって電化製品使いすぎたらブレーカー落ちます。心もそうやって調節してるんだと思います。
匿名さんありがとうございます~これからもよろしくお願いいたします~!