2014.06.24
都議会ヤジ
東京都議会ヤジ
自民党議員のヤジが大問題になっている。
2ちゃねるも炎上~
(ニュース抜粋)
“「自分が早く結婚すればいい」「産めないのか」
18日の都議会で、妊娠、出産、不妊に悩む女性への支援の必要性を訴えた女性都議に対し、議場からこんなヤジが飛び、所属会派が抗議する騒ぎになった。
ヤジを受けたのみんなの党 塩村文夏氏(35歳)。塩村氏は涙ながらに質問を続けた。ヤジは自民都議らが座る一角から上がっていた。終了後、みんなの両角穣幹事長が、自民の吉原修幹事長に抗議した。
吉原幹事長は、発生源が自民かどうかは「わからない」としながらも、 「各会派が品位を持って臨むべきだ」と話した。”
でも、実際、私も日常生活で同じようなヤジを何度も言われた経験あり~!
「立石さん子育ての経験もないくせに、よく幼児教室の先生なんて言ってられるわね~」
「子ども産んだこともないくせに、偉ぶって~」
私が若くて仕事が出来た。だから妬みで年配の先生から相当言われていた。その頃、私は20代、ストレスが原因で持病のアトピー性皮膚炎が重症化し、新宿の東京医大病院に2ヶ月入院することに・・・
退院してからもずっとこの言葉が頭にこびりついていた。傷つき、大きなコンプレックスに・・・
子どもを産んだことも育てたこともない引け目。これを解消するには早急に結婚相手を探し、急いで妊娠しなくてはならない。いくつものハードル。相手が必要なことなのでそうそう簡単には行かない。
でも自分の努力だけで何とかなることを発見した。それは資格をとって箔をつけること。
幼稚園教員免許しか持っていなかった私は退院後、小学校教諭免許と特別支援学校教諭免許を取得した。猛勉強して小学校免許は2年、特別支援学校免許は1年の最短の期間で取った。
でもでも~大事なことが解決していなかった。
「一生、教育業界で生きていたい。この仕事で生活の糧を得たい。そのためには子育てしなくては~!」と思い立ち、子どもを生もうと決心!でも、子育てどころか妊娠自体が難しい。不妊治療、妊娠するまでに100万円は投資した。治療のために働く毎日。でもこれもスキルアップのための投資
さて、お腹から出てきたのは障害児・・・
「幼児教育専門家と言われる人が、希少価値の障害児を育てているのは大きな武器になる」と私に言った人がいた。確かにそう。
ちょっと意味は違うが、講演する人の子どもが馬鹿だったり、非行に走ったりしていたら「子どもが落ちこぼれないためには」「不良にならない子育て」なんていうお題の講演は聞きたくなるだろう。
反対に講演する人の子どもが「超優秀~」だったりしたら、「そりゃあ、あんたのDNA受け継いでいるから元々、出来がいいのよ~育て方じゃないのよ」と思いながら聞いているかもしれない。
さて、障害児を生み育てることになった。箔が付いた。付きすぎた。
でも、新しいコンプレックスが生まれた。
私には健常児を育てた経験がない・・・・
だから、健常児の子どもの親が「お友達のように字が書けない」「オムツが2歳でもとれない」などなど深く悩んでいるのを見て共感できない。「なんでそんな些末なことで一々、悩むんだろう」と思っている自分がいる。だから私の話にはあまり説得力がない。だから最近、講演会にもさっぱり呼ばれなくなってしまった。
そこで思いついた!解決するには健常児の兄弟姉妹を生むこと。
婦人科で「まだ、産めますか?」と質問した。産科医師の答え。「月1回の生理があっても“カラの卵子”が落っこちてきて、内膜が剥がれ落ちてきているたけのまがい物の生理が来ているだけ。妊娠はしません!」とはっきりと言われてしまった。
だから保育士の資格をとって0歳児から6歳まで他人の子どもを育てればいいんだと思って今、それを計画している。教員免許は沢山持っているので、保育士免許を取るのにはあと6教科と実施試験を受ければいいみたい。こんな感じで幾らでも道はある。
保育士免許の取り方は こちら↓
でも最低、半年から1年はかかる。
時間は刻々と過ぎていく。先がない私は資格なくても勤務可能な保育補助の形で0歳~面倒をみて日々、経験を積んでいる。
さて、都議会でのヤジ。子育て支援のことを堂々と意見している最中に言われた塩村文夏さん。相当傷ついていると思う。痛いほど心中がわかる。
女性蔑視だ、差別だ、品がない発言と大変な騒ぎになっている。「人間としてあるまじき言動」とまで言われちゃっている~
でもこのヤジ、日常生活の中では結構、飛び交っている。
「学歴ないくせに~」「子ども育てた経験がないくせに~」「お嬢様でヌクヌク育ってきたくせに~」「本出したことないくせに~」「チビのくせに~」「太っているくせに~」などなど・・・
でも「あいつを殺したいほど憎い」と思うことと実際、殺してしまうのとの間には天と地の差があるように、思っても決して口に出してはならない言葉がある。それが都議会という公の場でなくても・・・
この重大なことをヤジを飛ばした下品なおっさんは不幸にも知らなかった。教養のないセクハラオヤジ!
安易な発言で間もなく職を失うでしょう~都議会から抹殺され二度と当選することはないでしょう~名乗り出ないから声紋鑑定もされたらしい。悔やんでいることでしょう~今更、謝っても遅いんだよ!
塩村文夏さん、辛いと思うけど、傷は癒えないですね・・・相手が処分されても、言われた側の傷はずっと脳裏に残っているでしょうね。
ああ、こんなオヤジに税金を払っていると思うと何だか腹駄々しいと思うのでありました。
不妊についてはブログ「年賀状に何故子どもの写真」に過去に書きました。こちら↓
カテゴリー:正直なつぶやき
都議会のヤジ、
政権与党としてあるまじき行為ですナ!
(`へ´)ノ
先生のお怒り、ごもっともですヨ!!
怒りながらもチャレンジ精神を忘れない先生を見習わせて下さい☆
(^人^)
先生…。
先に産まれ、総ての事を経験したから人を指導出来る? そんな事、神様以外無理。 共に学び共に育つ = 共育。そういう部分があっても良いじゃない。 全てがそうじゃ、ダメだけど!✌