2019.06.14
障害児を育てる親は立派な人?
このブログは本音を書いている日記の延長です。読んでいて気分を害すると思われる方は、読まないでください。
ラジオに出た。
番組最後の司会者からのまとめの言葉
「障害児を育てている親御さんは皆さん、素晴らしい方ですよね。我が子の障害をありのままに受け入れ、立石さんのようになり親として成長するのですねえ。」と感慨深く言われた。
が、しかし!
私は次のように答えた。
「いえ、健常児を育てる親だって“出来の良い子でなければ受け入れない親”もいます。
障害児を授かった親だって、『この子さえいなければ、私は幸せな人生が送れたのに』と思う人がいるように、障害児を持った親も色んな人がいます。虐待してしまい人もいますし」
司会者「……」
実際、虐待をされている%は健常児の4倍と言われている。あいち小児保健医療総合センターの虐待の症例、44%が発達障害という報告がある
締めが上手くいかなかったラジオ番組
■離婚率は高いような気がする
障害のある子を置いて逃げる父
障害のある子を置いて逃げる母
父親がシングルファザーで育てているパパ友も数人いる。
■次の子はこんな子でなかったらいいでしょ
昔、療育施設で自閉症児を育てている親から「立石さんももし、次に妊娠できるんだったら、こんな子はいらないよね。そう思うでしょ。ね!」と強く同調を求められた。
私は返事が出来なかった…(シングルマザーだし…)
■型にはめようとする幻想
障害児を育てているお母さんは立派な人、聖人君子である幻想を捨ててほしい。
更に健常の子を育てている親から「障害のある子は天使だよね」と言われることもよくあるが天使ではない。
自傷し、暴れ、パニックを起こし器物破損する自閉症児を親が「うちの子は天使だわ」と思えるのか?
(天使に見えるが、パニックを起こしたら手が付けられなかった頃)
ダウン症の子だって「人懐っこい」という障害特性はあるが、養育された家庭環境により様々な性格が形成される。意地悪なダウン症の人だっているのだ!
■才能あるでしょ
「才能あるでしょ」もよく言われる言葉
健常者にはない能力は確かにあるとは思うが…
才能を生かして活躍できる人は健常者だってほんの一握り
障害児だって同様なのだ
過去ブログ「才能あるって言わないで」
↓
それから、「障害のある子が嫌だ」という人は、たとえ健常の子を授かったとしても「こんな子であってほしい」と理想を押し付け、子どもを追い込むだろう…と思うのでありました。
最後までお読み下さり、有難うございました。金曜日、また寄ってくださいね
また金曜日、寄って下さいね!
カテゴリー:正直なつぶやき