2019.10.25

悪しき平等?何もかも一緒にすることがインクルーシブではない!

このブログは本音を書いている日記の延長です。読んでいて気分を害すると思われる方は、読まないでください。

 

※シェア自由です。

 

今日は反響があった記事をリメイクして、こちらに書いてみたいと思う。(重複していますが、後半は違います)

 

 

障害のある子とない子が共にに学ぶインクルーシブ教育

 

 

でも、はき違えている場面に出くわすことがある。

 

 

■足は速いが競う気持ちがない

小学校5年生の運動会での出来事。息子は特別支援学級に在籍していた。

 

 

競技種目には、リレーなど通常学級の子ども達と混ざって行う競技もあった。

息子は逃げ足が速かった。

 

スーパーに連れていけば、脱兎のごとくどこかへ消えて行方不明になっていた。

 

 

でも…

 

「逃げる」などの理由がない運動会競技のリレーでは、どんなにお尻を叩いても背中を押しても、全力疾走はしないで小走りしていた。

 

 

小走りするから、息子が入ったチームは当然負ける。

 

 

■耳にした言葉

さて、いよいよ出番が近づいてきた。

 

 

私は写真を撮ろうと入場門に近寄った。

 

 

すると、通常学級の子どもが「ちぇっ、あいつが入ってきたぜ。俺達、負けるな」と囁いているのを耳にした。

普段の学校生活の中では、休み時間に誘いに来て仲良くしてくれる子ども達だったけれど…

 

 

年に一度の「ここ一番を決めるぞ!」という運動会では「優勝したいと思うのは当然だなあ」と思った。

 

 

私が「○○(息子の名前)が足を引っ張ってしまうことになりごめんね…」と謝ると、子ども達はばつが悪そうな顔した。

 

 

それがよけいに嫌だった。

 

 

騎馬戦の時も参加メンバーには加わっていながら、ただそこに突っ立っているだけ”で他の子を持ち上げようとはしなかった。

 

■担任の先生にお願いした

翌年の競技決めのとき担任に「うちの子は個人で勝ち負けが決まる徒競走などの個人競技のみに参加させてください。団体競技で足を引っ張って、いじめにつながっても嫌なので」とお願いしてみた。

 

 

けれども先生は「通常学級の子ども達との交わりは立石君にとってもよい経験になりますし、他の児童にも思いやりの心が育ちますから」と言われてしまった。

 

 

それ以上、担任に「実際には通常学級の子は嫌がってるじゃないか!」とは言い返せなかった。

 

 

だから、私は運動会が近くなると気分がブルーになった。

 

 

「せめて、リレーのバトンを渡す係として参加するなど、走者として走る以外の参加の方法を探ってくれたなら、こんな気持ちにならなかったのではないか」と思った。

 

 

■でも、褒めた

息子は行事には「できれば参加しないで家にいたい」と思っているようだった。

それでも渋々参加していた。

 

 

私は騎馬戦でそこに突っ立っているだけでも「運動会に欠席したり、お母さんと一緒に観客席にいたりしないで、騎馬戦でも定位置にいて頑張っているね」とほめた。

 

 

■アレルギー

息子は食物アレルギーがある。

 

 

生まれ持った体質なので「他の子と違うものを食べる経験は大切なことだ」と思って育ててきた。

 

 

給食メニューにそっくりなものを作って、毎日運んでいる食物アレルギーの子を持つ親御さんもいるが、私は異なる考えである。

 

 

周りの子がプリンやケーキを食べていても…息子には煎餅を与えていた。

 

 

祖父も乳アレルギーの息子の前で「お前は食べられないけど俺は食べる」という感じで、ソフトクリームを食べていた。

(↓ いじわる爺さんみたい!)

そんな家族だったのだが…

 

 

放課後ディでは「立石君に合わせて皆で牛乳、卵なしのおやつをこれから食べましょう」となっていた。

 

 

「卵入りのおやつを楽しみにしている子どももいるだろうに…それって平等をはき違えているのでは…」と感じた。

 

 

■いじめ

息子は特別支援学級が併設されていない隣の公立小学校の生徒から苛められていた。

 

【優しい子どもはどう育つ?いじめで気づいた理想の教育環境とは】

h-navi.jp/column/article/525

 

共に育っていないとこういうことになるのだ!

 

 

障害のある子が自然に周りにいることは人間形成の上でとても良いことだと思う。

 

けれども…「何もかも一緒にさせる」ことが良いことだと私には思えない!

 

長い文章だが、大共感だ。読んでください!

【連載】寝たきり社長の働き方改革

筆者が小学生だった頃

まず、皆さんは「インクルーシブ教育」という言葉を聞いたことはあるだろうか。

 

 

インクルーシブ教育というのは、障がいの有無にかかわらず「誰もが望めば合理的な配慮のもと地域の普通学級で学べる」ということである。

 

 

一昔前まで、いや、少なくとも筆者が学生時代までは障がい児=特別支援学級(あるいは特別支援学校)へ入学というのが常識だった。

 

 

しかし今は、そうではない時代に変わりつつある。

 

 

たとえ、いくら重い障がいを抱えていたとしても、本人や家族の強い希望があれば合理的配慮に基づき、普通学校への入学を認められるというものだ。

 

 

もちろん、障がい児が普通学校に入学するにあたって設備面の問題もあれば、その子をサポートする人材の問題などが発生してくるわけなので、行政や教育委員会と交渉しても簡単に首を縦に振らない。

 

 

ケースによっては、障がい児の親がそれに対し「普通学校に入学するという権利」を勝ち取るべく、裁判を起こす事案まであるという。

 

 

実際、筆者の周りでも、筆者以上に重度な障がいを持ったお子さんが普通学校に入学しているのを見ると、「時代は変わったな」と少し年寄り染みた感情も芽生えることがある。

 

 

当然、健常者と障がい者は同じ人間だ。そして、男女平等と同じようにお互いがフェアな存在でなければならない。

 

 

だからこそ、この時代の変化には筆者も喜びを感じる部分がある。

 

 

だが一方で、筆者が思うのは「男性」と「女性」、そして、「健常者」と「障がい者」の対比で言えば、これらは「平等」であるが、決して「同質」ではないことである。

 

 

障がいを持つ子どもと障がいを持たない子どもが共に学ぶことは素晴らしいことだし、さらに言えば、その障がいを持った子ども本人が「普通学校へ入学したい!」という意志を持っていたとするならば、行政や教育委員会は全力でサポートすべきだ。

 

 

たとえ、そこに多少の税金を費やす必要があったとしても、筆者も納税者の端くれとしてそこには大いに賛同したい。

 

 

だが一方で、本当にその子本人が望んでいるのか、その子本人のためになるものなのか、という点はときどき疑問に感じる。

 

 

筆者は特別支援学校の出身だ。

 

 

ましてや、最終学歴が特別支援学校の高等部卒業なので、実は高卒扱いではない。今は経営学修士を目指す大学院生ではあるものの、まだ修士は取れていないので、厳密に言うと筆者は中卒である(笑)。

 

 

少年期には普通学校に強い憧れもあった。でも、今ではそんな思いは微塵も感じない。

 

 

何故なら、今の自分を作り上げてきた土台、それは紛れもなく特別支援学校だったわけだし、特別支援学校という狭い世界ではあるものの、筆者は常にオンリーワンの存在で認められたり、生徒会長になったりと学内でリーダーシップを図れた。

 

 

繰り返しになるが、「健常者」と「障がい者」は「平等」であっても「同質」ではない。

 

 

 

もし筆者が普通学校に入学したら、仮に周りが平等に扱ってくれたとしても、常に劣等感に苛まれていたかもしれない。

 

 

自分だけの価値に気付くこともなければ、ましてや、「障害を武器にする」なんて言い出す、寝たきり社長が誕生することもなかったかもしれない。

 

 

インクルーシブ教育の理念は素晴らしい。

 

 

しかし、教育現場すべてを混ぜこぜにするやり方がすべてじゃないと思うし、子どもが未熟な期間は教育環境を分けても筆者は決してマイナスではないと思う。

 

 

大切なことは大人の理想よりも、その意図するところが最終的に「子どもの幸せ」につながっているかどうかである。

 

【寝たきり社長の働き方改革(25)インクルーシブ教育の是非とその先2018/10/18(木) 18:00配信THE PAGE より】

 

 

皆さんはどう思いますか?

【講演情報】

『子どもも親も幸せになる発達障害の子どもの育て方』
日時 11月10日 日曜日
14時〜16時30分(受付開始13時)

会場 久留米大学御井キャンパス
御井本館11A教室
参加費 2,000円
お申し込み・お問い合わせ
E-mail info.happymamaclub@gmail.com

 

最後までお読み下さり、有難うございました。金曜日、また寄ってくださいね

また金曜日、寄って下さいね!

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カテゴリー:正直なつぶやき

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