2019.12.13

なぜ、受容できないのか考えてみた

このブログは本音を書いている日記の延長です。読んでいて気分を害すると思われる方は、読まないでください。

 

※シェア自由です。

 

発達障害のある子を育てている保護者向けの講演をすると、様々な質問を受ける。 

その中で「どうしても我が子の障害を受容できない」という人がいる。

 

 

何故なのか考えてみた。

 

 

知的遅れが軽かったり、なかったり、障害が軽すぎる。だから「うちの子に障害があるはずがない」と思ってしまう。

 

 

親自身の人生の中で障害者と接する機会が全くなかった。我が子が初めての障害者。そのため、親自身が「障害があることは恥ずかしいことだ。不幸なことだ」と思っている。

 

 

自身の親から「人並であること・普通であること」を押し付けられて育ってきた。

 

 

■一番問題な人

講演に足を運んでいる人はまだ救われる。

 

 

どうしてかというと「今のままではダメだ。何とか解決の糸口を見つけないと」と思っているからだ。

 

 

反対に「発達障害どうのこうの」話に耳をふさぐ人は、「聞きたくない」と思って引きこもっている。

 

 

でも、現実に目をそらしていると苦しむのは、まぎれもなくあなたの子どもなのである。

 

 

赤の他人がこれだけ心配してるのに、どうして避けるのか…と思ってしまう。

 

 

さて、知的遅れがない場合、通常級に行くしかないのだが、勉強は出来ても友達関係や行動面の問題がありトラブルが続くことになる。

(通級や特別支援指導教室はあるが、週1回なので焼け石に水状態なのが現実)

 

一気に二次障害への坂を転がり落ちないようにしてほしい。

 

【二次障害】

不登校(苛めから逃げるよい手段、SOSという見方もあり)

引きこもり

昼夜逆転・睡眠障害

鬱などの精神疾患

リストカット(自傷)・自殺

家庭内暴力

反社会的行動(犯罪)

 

 

 

■その他の質問

夫婦間や義母との間で、意見の対立がある。

母親は父親よりはるかに子どもと接する時間が長いので、行動の異質さを感じ、発達障害を疑っている。

 

 

でも、夫や姑から

 

 

「ちゃんと躾をしていないのが原因だ!もっとしっかり子育てしろ!」

 

 

「療育や手帳をとるなんて、障害者のレッテルをこんなに小さいうちからつけるのか!伸びるものも伸びなくなる!」

 

 

「似たような子は沢山いるじゃないか!個性の一つなんだから!」

 

 

「我が子には軽度の知的障害がある。夫は通常級を望んでいる。私(母親)は支援学級を望んでいる」

 

 

と言われてしまい、前に進めない。

 

 

■解決法

こんなときは家族の説得は諦めて、母親だけで黙って行動すればよい。

 

 

どうしてかというと、大人の考え方は早々、簡単には変えられないからだ。

 

 

姑が子育てしていた時代は「子どもが自閉症になるのは冷蔵庫マザー(=愛情をかけない親)が育てたからだ」とまで言われていた。

 

 

そんな相手に理解してもらうのは無理だと思う。

 

 

話し合いをしているうちに母親が鬱病になったり、離婚に至ったりする。(実際多い)

 

 

療育施設に通っていることも、手帳取得も黙っていればよい。

(療育手帳を持っていることは戸籍や住民票に記載されることはない。源泉徴収票にも障害者を扶養していることを申請しない限りは記載されない)

 

 

 

だだし、通常級か支援級か進級先について意見の相違があったら、黙っていることはできない。授業参観に来られたらバレてしまうからだ。

 

 

こんなときは夫婦間で言い争いはしないで、相談機関(発達障害児支援センターなど各自治体にある)に入ってもらい、第三者である専門家から伝えてもらうとよい。その方が聞く耳を持つこともある。

 

 

きっと「あの時は大反対したが、今考えるとよかったな」と夫から感謝される日がきっと来る、と思うのでありました。

 

前にも似たようなこと書いてます ↓
【夫・姑の無理解 カミングアウト】

wp.me/p73B8w-3HE

 

今週の私の記事

【自閉症息子の激しすぎるこだわりは、禁止では解決しないから――大人になった今、たどり着いた答えとは】

h-navi.jp/column/article/35027545

 

松永先生の記事

www.news-postseven.com/archives/20191209_1502484.html

 

第8回(2019年度)日本医学ジャーナリスト協会賞で大賞を受賞


「自閉症児を授かった母が、思い描いた『理想の子育て』から自由になっていく17年間の軌跡が、達意の文章で描き出される」「医の原点、命への畏敬であり、『真の啓発書』『異文化への入門書』」などと高く評価されています。

amzn.asia/d/dj4Upcw

amzn.asia/d/e1v855q

 

コメント欄は過去に荒らされ、嫌な思いをしましたので閉鎖しています。

こちら ↓

wp.me/p73B8w-3Wj

 

 

 

カテゴリー:正直なつぶやき

コメント(0)

トークショー依頼はこちら
立石美津子オフィシャルブログ ちょっと聞いてよ

好評発売中!

1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ

立石美津子著 『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』

amazon.co.jp
1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ

立石美津子著 『1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

amazon.co.jp
立石流 子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方

立石美津子著 『立石流 子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方』

amazon.co.jp
心と頭がすくすく育つ読み聞かせ

立石美津子著 『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』

amazon.co.jp
「はずれ先生」にあたったとき読む本

立石美津子著 『「はずれ先生」にあたったとき読む本』

amazon.co.jp
きれいにかける ひらがな

立石美津子監修 『おうちレッスン・きれいにかける ひらがな』

amazon.co.jp
きれいにかける カタカナ

立石美津子監修 『おうちレッスン・きれいにかける カタカナ』

amazon.co.jp
「発達障害に生まれて

松永 正訓著 『発達障害に生まれて』

amazon.co.jp