2020.01.17
家に帰っても集団生活は辛いかも!(グループホーム)
※シェア自由です。
息子が特別支援学校高等部に入った頃から、親亡き後の住まいとしてグループホームの建設を計画していた。
前のブログで詳しく書いてある
↓
【息子を家から出す計画】
でも、次第に考え方が変わりつつある。
■小耳に挟んだ話
こんな話を聞いた。
「グループホームに子どもを入れたが、一緒に暮らすメンバーが暴言を吐いたり、意地悪をしてきたりする。
そのため物凄くストレスを感じているようだ。共同生活する仲間を親が選ぶことは出来ないので悩んでいる」
*運営は社会福祉法人等なので親が選ぶことは出来ない
親がまだ生きている間は、子どもの様子を見て退所させることもできる。
でも、親が死んだ後は目を光らせる訳にはいかない。
■家庭はくつろげる場所であってほしい
障害があっても作業所や企業などで日中は働き、それなりにストレスを感じている。
家に帰ってホッとしてまた翌朝でかけていく。
でも、戻る場所がグループホームで緊張の場だったらどうだろう?
安らげない…
■寄宿舎
私は中学、高校の間、親元離れて学校に併設されていた寄宿舎で生活していた。
過去ブログ
↓
総勢100名が暮らす寮だった。
結構、友達関係がしんどかった。
でも、週末は自宅に帰りリフレッシュした。更に期間限定で高校卒業と共に寮生活は終わった。
けれども…
障害者のグループホームは終の棲家となる。
■一人で暮らすのは無理か
グループホームで暮らさなければならない理由は、一人で生活できないからである。
息子も一人暮らしは難しい。
でも、年を重ねて洗濯物を干したり
レトルトカレーを電子レンジで温めて食べたり
私の帰宅が遅いときは留守番だって出来るようになった。
まだ19歳だからこれからも生活力はついていくだろう。
■できないこと
ただ、次のようなことは一生できないと思う。
・小遣いの管理(もちろん通帳から生活費を下ろすことも出来ない)
・栄養のバランスを考えながらの自炊
・ネットで商品を買ったときの支払い
・勧誘の電話で羽毛布団を買わされる
・体調不良のとき病院に行く
・家電など家の中の物で不具合があったとき、修理を依頼する
・送られてくる書類の各種手続き
書いていくとキリがない。
■サテライト方式
グループホームに籍を置きながら、1人暮らしをする方法もある。サテライト方式だ。
詳しくは厚労省のページに書いてある
ただ、課題はある
こちらの記事が参考になる
z-kyosai.com/news/353.html?fbclid=IwAR31bZHywkrXnRQQt0wXNLiEehCGBvCqd6ZT-dEiB_2WsugRv4KgSsANaq0
少子化になり空き家が増えれば、グループホームを作る場所は増えていくだろう。
問題は人材だ。
夜間勤務もある激務なのに薄給、だから常に人材不足(保育園を建設しても保育士が確保できず開園できないのと同じ状況である)
変な人が世話人に入って、虐待されても困る。
国としてこういった仕事の報酬をもっと上げ、質の高い人材を確保してほしいと思うのでありました。
【追記】
昨日シーンとしたバスの中、席が離れて座っていたのに息子が「お母さん、おうちに帰ったらどっちがお風呂先に入る?」と大声で聞いてきた。恥ずかし…
こういうのって今だけの幸せなのかな。お別れしたくねええ!
(インスタやってます! tateishimitsuko)
【今週の私の新記事】
療育に明け暮れないで!
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