2020.10.23

理解されない保育園、幼稚園に入園するということ

※シェア自由

※金曜日 更新

※ブログなのであくまでも私個人の意見です

   気分を害する方は→批判しないで、読まないようにしてください

 

 

発達障害の子の保育園や幼稚園選び、迷う親御さんも多い。

 

 

発達に凹凸があると、「少しでも普通の子と交わらせたい、そして刺激を受けて良い方向に向かってほしい」と思うのが親心

 

 

でも…

 

 

発達障害の子を「みんなの足を引っ張る厄介者」と思うママ友が大勢いたり、幼稚園、保育園に障害に対する理解がない場合、親も子も辛い思いをする。

 

 

■幼稚園・保育園の選択

■少数派として混ざるということ

幼稚園や保育園は義務教育ではなく、特別支援教育は始まっていない。

 

 

だから、特別支援学校や特別支援学級のような環境はない。障害のある子は健常の子ども達のなかに少数派として混ざることになる。

 

 

「障害のあるお子さんを受け入れています」という園もある一方…

 

 

あからさまに「あまりそういうお子さんは歓迎しません」と厄介者扱いするオーラビンビンの園もある。

 

そこに入園させた知人は、トラブルを起こすたびに「迎えに来てください」と携帯が鳴り、その度に臓がビクッとしていた。

 

 

■他のママから歓迎されないケース

また、「運動会命!発表会命!」になっている園のなかには、いい成果を上げる、立派な音楽会にすることが目的になっている園もある。

以下も知人の話だが・・・

 

・音楽発表会で鍵盤ハーモニカを勝手に吹いてしまうので、音が出ないようにホースに小さな穴を空けられた。ティッシュや粘土を詰められた。

 

 

・ママ友から「あなたの子が参加したら運動会でうちのクラスが勝てない。だから運動会を休んで欲しい」と言われた。

 

 

ここに居て、子どもが幸せであるはずはない。

 

 

それでも

 

「皆と同じことができるように」

「園から悪く思われないように」

「パニックを起こして迷惑をかけないように」

 

と事前に幼稚園の行事を家で疑似体験させたり、遠足に行く前に何度も下見をしてから参加させたりするなどの涙ぐましい努力をしている親御さんもいる。

 

 

でも、そこまでして皆と同じように行動させる必要があるのか?

 

子どもは窮屈な思いをしているのではないか?

 

 

■自由伸び伸びの幼稚園、保育園がよいのか?

「ずっと自由に遊んでいていいんだよ」と言われたら、「伸び伸びできていいじゃないか」と一瞬思う。

 

 

私達には

“スケジュールが組み込まれる→窮屈”

“自由→楽しい”

という固定観念があるからだ。

 

 

けれども、息子の場合は真逆で、自由な空間にポツンと置かれてしまうと見通しが立たず、途惑う。

息子がいた保育園は自由のびのびではなく、タイムスケジュールに従って“〇時からお歌、○時から体操、○時からはお絵描き”と組み込まれていた。

 

 

更に数字や漢字や国旗のカードも見せてくれた。

 

 

自閉症児の中には数字や文字、国旗、地図、地図マーク、時刻表、電車の型番など永遠に変わらないカタログ的なことに安心感を持っている子も多い。

 

 

スケジュールが明確、で興味のあることをやってくれる園は息子には合っていた。

 

■小学校での過ごし方

■不安な休み時間

小学校には時間割がある。

 

 

「○時から国語、○時から算数」と決められている。45分授業なので「あと、○分で終わりだ」ということもわかる

 

 

授業中も「これをやって、あれをやって」とプリントやら制作やら課題を出される。

 

 

けれども、休み時間は違う。

 

 

「校庭で各自好きなように遊んでいいんだよ」とか「自由な時間のなかで友達と交わりなさい」と強要されると、困ってしまう子がいる。

 

 

■小学校の入学後の放課後の過ごし方

息子は小学校は特別支援学校に入学した。

ただ、学校が2時に終わってしまい学校内に学童クラブもなかったので、放課後は地元公立小学校の学童クラブに入れた。

 

 

でも、ずっと自由にしていればいいという空間、障害児専門の支援者がいない環境で息子の様子が次第におかしくなってきた。

 

 

そこで、学童クラブは一週間利用した後、止めた。代わりに放課後等デイサービスに通うことにした。

 

 

そこで6歳から18歳になるまでの12年間過ごし、息子にとっては最高の居場所になった。

 

20190308_週刊女性 人間ドキュメント渡邉智裕撮影

 

発達ナビコラム

【最高の居場所 放課後等デイサービス】

h-navi.jp/column/article/35027297

 

■人生の最初で辛い思いをさせないで

一日のうちの大半を過ごす園、そして小学校入学までの長い期間過ごす園は居心地の良い快適な空間であることが大切だ。

 

 

園を選ぶときは…

 

「親しいママ友の子が通っているから」

 

「園バスが近所まで迎えに来てくれるから」

 

「制服が可愛いから」

 

「有名だから」

 

ではなく

 

 

他の子と比較したり「こうであらねばならない」という基準を押しつけたりする園ではないことが大切だ。

 

おわり

amzn.asia/d/e1v855q

 

発達障害 自閉症  こだわり パニック グレーゾーン  自閉症スペクトラム 立石美津子

 

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カテゴリー:正直なつぶやき

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