2020.11.06
親が死んだ後の住まい・広がる選択肢
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※金曜日 更新
※ブログなのであくまでも私個人の意見です
気分を害する方は→批判しないで、読まないようにしてください
手をつなぐ親の会主催の「障害のある人の住まいと暮らし方」の研修会に参加した。
講師は親亡き後相談室主催の渡部伸先生と…
積水ハウスの医療・介護事業推進室の山村由美子さん
会場を見ると参加しているのは高齢の親ばかりだった。きっと、自らの残りの人生を考えると差し迫った課題なんだろう。
(講師の言ったことに対して都度、反応し、隣の人と私語をするおばさんがいてうるさかった…講習中は喋ってはいけません)
立石インスタより
■様々な選択肢
一言でグループホームと言っても…
・日中サービス支援型
・サテライト型
・共生型
・親子で住める有料老人ホーム
・サポートがつくシェアハウス
・集団生活が難しい人の「サ障住」
・重度訪問介護で24時間支援を確保
など時代の流れと共に選択肢が広がってきている。
更に積水ハウス、ミサワホームなど大手住宅メーカーが、土地や空き家を持っている大家さんに働きかけ、たくさんのグループホームを作っている。
これを「建て貸し方式」と呼ぶらしい。
更に社会福祉法人など運営法人とのマッチングも行っているらしい。
詳しくはこちら
↓
www.sekisuihouse.co.jp/medical/welfare/
少子化で人口が減り、空き家や土地が余る中、障害者用住宅はきっと需要があるのだろう。
■反対運動
ただ、「障害者のグループホームが近くに出来るなんて!地価が下がる!」の反対運動が起こる。。←ここんとこ不安…
「障害者に優しい社会を…」なんて言いながら、自分の家の目の前にこれが立つと大反対するのが人間なんだ。
■型にはまった共同生活のイメージは捨てよう
いわゆる共同生活のグループホーム、親は安心かもしれないが子どもは窮屈かもしれない。
「障害者だから将来はグループホームへ…という型にはまった考え方は果たして良いのだろうか…?」
「自閉症の息子は友達と暮すことを望まないかもしれない」
「一人の方が気が楽かもしれない」
「居住者との人間関係が悪化したら、どうしたらいいんだろう」
「世話人が虐待するような人だったら、どうしよう」
「大家さんが社会福祉法人の人でマンションの一階の一室に住んでいて、食事のの準備など困った時には助けてくれ、他の6室は独立した鍵付きの住まいだったら、いいかもしれない」
などあれこれと思うようになり始めたとき、様々な選択肢があるという情報を得られた。凄くタイムリーな研修会だった。
■慌てるのは禁物
息子が特別支援学校を卒業するころ、
「就労については私が元気で生きている間に起こることなので何とかできる。でも、住まいのことは親亡き後のこと。私が死ぬ間際になりヨボヨボになってから動くことは不可能だ」と思った。
「親が若いうちに(←還暦近くなので若くはないが、80歳ではないから若い)なんとか準備しなくては!」と思った。
更に!
とある講師から、25歳独立説で「障害者だからこそ、25歳になったら家を出すように。親が死ぬと同時に住む環境もいきなり変わるのは、ダブルパンチになり本人にとっては最もよくない」という勉強会もあり、焦りに焦った。
息子の住まいのことは最も不安なことであり「今から直ぐに動いて解決しなければ」と思った。そして、色んな人に会いに行った。
過去ブログ
【息子を家から出す計画】
【18歳は人生の時計で午前5時】
【家に帰ってからも集団生活は辛いかも】
wp.me/p73B8w-4sD
でも、時間経過とともに色んな選択肢が出てきた。衝動的に動いてしまう性格で慌てて動いたが、少し様子見だ。
じっくり考えることも大切だ。
こちらの本参考になります。
おわり
#発達障害 #自閉症 #こだわり #パニック #グレーゾーン #自閉症スペクトラム #立石美津子
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カテゴリー:正直なつぶやき
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