2021.01.08
皆が一番知りたいことを、話さない講演者
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超有名な先生なので、名前を出すわけにはいかないが…
○○大学教授、医学博士など有名な大先生ほど…忙しいのか、講演に来た人が望んでいる話をしない気がする。
参加している人の属性を知っているのか知らないのか…?
はたまた、忙しいのか…?
内容を使いまわししている感じ。大学で障害児教育の道に進む若い大学生に話す内容を、そのまま投影し、話している感じであった。
■期待外れ
「自閉症の子の未来のために」的なお題の講演会に参加してきた。
(←コロナ始まる前の昨年のこと)
参加しているのは全員保護者
「自閉症で暴れる我が子の将来、今、親としてできることは?将来の不安を解消したい」という気持ちで参加しているのに…
自閉症の歴史
発見者
薬が開発された経緯
など延々と話が続く。
取り合えず最後まで参加して、お土産に持って帰りたい話を期待していた。
が、しかし!
得るものはなかった。家に帰って息子を見て、ため息が出た。
■統合失調症の家族
身近に精神障害者がいて悩んでいた時、かたっぱしから“統合失調症の家族への対応”的な講演会に足繁く通った。
でも、どれもこれも「無駄足だったな」と思うことばかり。
自分の薬の研究やその歴史について延々と話すのだ。
居眠りしている人もいた。
最後の質問タイムである老人からの質問が「息子が家で暴れるのですが、家族はどうしたらよいですか?」だった。
講演者はこれで、「今日の私の話は参加者が聞きたい内容ではなかったのかな?」と気が付いただろうか?
■反面教師
私も講演依頼を受けることが多いが、前記を反面教師として気を付けたいと思う。
ただ、参加者が支援者と保護者が半々で混ざっていることもあり困ることもある。
どうしてかというと、「子どもが幸せな人生を送るために」の見ている方向は同じでも、支援者と保護者が求めていることは微妙に違うからだ。
(↓ 支援者向け)
(↓ 保護者向け…定型発達児を育てている人も参加するのでこのようなお題)
属性が違う場合、全員が100%満足できる内容を作るのは難しい。その場合は主催者と十分打合せをして、内容を詰めることにしている。
追加…
書籍だって、自分が書きたいことではなく、相手が知りたいことを書かないと売れない書籍になる。ここんとこ間違わないようにしないと、出版は遠い道のりになる。
おわり
#発達障害 #自閉症 #こだわり #パニック #グレーゾーン #自閉症スペクトラム #立石美津子
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カテゴリー:正直なつぶやき
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