2021.07.30
機械音のような独特の話し方
※シェア自由
※金曜日 更新
※ブログなのであくまでも私個人の意見です
気分を害する方は→批判しないで、読まないようにしてください
友人の子ども、4歳の自閉症の女の子
言葉はたくさん出ているが、独り言の一方通行の言葉ばかり
母親が「抑揚のない宇宙人のような機械音みたいな話かたは、どうすれば治るんだろうか?」と聞いてきたので…
私は「人と関わりたいと思うようにならない限り、抑揚を付けて話すようにはならないよ。
人は『相手にこうしてほしい』という働きかけをしたい、動機があって初めて声を大きくしたり、抑揚をつけたりするもんだからね、
自分だけの独り言の状態にいる限り、抑揚をつける必要もないから一本調子のまんまだよ。
だからと言って、友達と遊ばせたい、人と関わってほしいという大人の価値観を押し付けてはダメ
1人で遊んでいるのがこの上もなく楽しいんだから、それを親が壊してはダメ
まだ4歳なんだからこれから年齢を重ねていくうちに、自然と育ってくるからそのとき抑揚がでてくるよ。
その時の言葉がたとえ『触っちゃダメ!嫌!』と友達を拒否することばであっても、これは立派な会話だよ」
と伝えた。
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この友人とは信頼関係がしっかり出来ているので、ここまで言える。
■念仏
息子が特別支援学校高等部のときの重度の自閉症の男児
上野動物園に行ったとき、象の前で
「友達の眼鏡をとってはいけません」
「友達の眼鏡をとってはいけません」
「友達の眼鏡をとってはいけません」
「友達の眼鏡をとってはいけません」
「友達の眼鏡をとってはいけません」
と授業中、担任から注意されて言われた言葉を念仏のように言っていた。
Ⓒあべゆみこ
動物園という状況に噛み合わない言葉
オウム返しの言葉
これはコミュニケーションではない。
人間にとって言葉とは人と関わるコミニュケーションのツールなのだ。
自閉症という障害の本質を見ると、抑揚とか会話への期待もしなくなるんだろうな
息子の発語についてはこちら
【息子の言葉に感情が宿った】
↓
h-navi.jp/column/article/35027071
おわり
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カテゴリー:正直なつぶやき