2021.09.17

糞面白くない ひらがなの教え方 

※ちょっとばかし長いですが、我慢して読んでください

 

小学館からこのドリルを出しました。

ドリルというより立石の授業です。

 

 

ともかく動画を再生してください~!

 

 

買わなくてもいいので、再生して体験してください~!

 

 

【内容紹介動画です】

 

■このドリルが出来た経緯

 

出版のためにノウハウを考えたわけではありません。

 

 

私は1995年から26年間、子ども達に文字を教えていました。

 

 

 

 

そして、5年前まで“エンピツらんど”という学習塾を経営していました。

 

 

ところが、ある男と女により会社を奪われました。

 

 

今はどんな塾になっているか、私は知りません。

 

 

これ以上書くと、何をされるかわからないので、その話は詳しくは書きません。

(以前、弁護士から内容証明が送られてきたこともあります)

 

 

( ↓ 興味ある方はこちらへ)

 

wp.me/p73B8w-3FY

 

 

さて、話を元に戻します。

 

 

26年間、子ども達に教えて「どうすれば楽して書けるようになるんだろう…」と汗水たらして指導法を考え、これをまとめた動画です!

 

 

教室に通わなくても、この動画を見ていれば必ず綺麗に書けるようになります。

 

 

動画で立石先生の指導を受けてください。

 

 

12文字体験できます。

www.youtube.com/channel/UCpSEsNZg7Vsju1azRfK9fBw/videos?view=0&sort=dd&shelf_id=0

 

 

■苦行!

 

「覚えるまで、100回書きなさい!」、

 

「もっときれいに書きなさい!」

 

「ほら、そこ違うでしょ、書き直し!」

 

 

親は良かれと思ってこれらの言葉を口にしますが、子どもにとってはどうなのでしょうか?

 

 

■特別支援学級の先生の言葉

 

知人の“そうくる先生”

 

 

そうくる先生は特別支援学級の先生です。

 

 

下記をやってしまうと負のループに陥るそうです。

 

 

(以下、そうくる先生のブログより)

soukuru.com/76225/blog/

 

①字がうまく書けない

 

②ひたすら書く、注意される→でもうまく書けない

 

③取り組みが嫌いになる

 

④うまく書けないので、様々な書く学習で辛くなる

 

⑤学習に苦手意識をもつ

 

⑥さらに注意される

 

 

ひらがなは、小学校に入ってすぐに学ぶものです。

 

 

そして、今後ずっと使い続ける様々な文字の初期段階

 

 

これが嫌いな取り組みになることで、子どもは別の場面でも辛くなっていきます。

 

 

字は一生付き合っていくもの

 

 

ひらがなで「できた」は、カタカナや漢字を始めるときにも「やってみよう」という気持ちで取り組むことができます。

 

 

そういう意味でひらがなは、とても大切な第一歩です。

 

 

けれども、学校教育において、「書いて覚える」文化は根強くはびこっています。

 

 

10回、20回、覚えられない子には30回、40回と、 ひたすら書かせて覚えさせていくところもまだまだあります。

 

 

実際、私もそうしてきました。

 

 

でも、私自身、書く回数と、覚えるスピードは、 必ずしも比例しないように感じていました。

 

 

私は特に障害児に触れる機会が多く、 通常級の子どもと比べるとどうしても覚えるのに時間がかかる子が多いのは事実です。

 

 

しかし、そんな彼らでも、たくさん書いたからと言って、 覚えられるわけではないのです。

 

 

(※学習障害の子は目で捉えたものを音声化できないので、必ずしも上記にはならないですが)

 

 

■保育園、幼稚園で

私は直されたり注意されて、「よし頑張ろう!」と奮い立つ子に一度も出会ったことがありません。

また

 

「まるで、虫眼鏡でチェックするかのような添削をする」

 

「消しゴムを使って、何度も書き直しをさせる」

 

「他の子と比較して評価する」

これらも「文字嫌い」の子をつくってしまう要因です。

 

 

■印象に残る教え方

そこで、苦行にならない文字の教え方を考えてみました。

 

 

例えば…

 

・「5」の書き順の覚え方

 

小学生になっても、数字の「5」の上の部分の横棒を先に書いてしまう子がいます。

 

 

だからと言って、筆順を「1番→2番…」と教えても、子どもにとっては単調でつまらない覚え方なのですぐに忘れ、また同じ間違いをします。

このようなときは「お出掛けゴーゴー(55)!

 

 

出掛けるときは最後に帽子をかぶるよね。

 

ここ(5の横棒の部分)は“帽子”なの。だから、先に“身体”を書いて、最後に帽子をかぶろうね」

 

 

こう教えると、子どもたちは一度で正しい筆順をマスターします。

 

 

・「も」の筆順

 

これも筆順を間違えて覚えている子が多い文字です。

 

 

片仮名の「モ」は横棒が先ですが、平仮名は「し」のような部分を先に書き、次に横棒を2本書きます。

 

 

でも、筆順を「1番→2番→3番」と練習しても、子どもはすぐに忘れます。

 

 

「尻もちドーン、でも、腕2本で何ふんばるよ!」と覚えると間違えません。

 

「も」の動画はこちら

 

 

・「を」

子どもが苦戦する字です。

こうすると一発で書けます。

 

・「よ」

小学校では、平仮名の「よ」の結びの部分を「リボン結び」と教えるようですが…

 

 

今の時代、子どもたちにとってリボンはどのくらい身近なものでしょうか。具体的な形が思い浮かぶ子は少ないです。

 

 

あるとき、年中児17名に「これなにに見える?」と聞いてみました。

 

 

すると「おたま!」と言う子が結構いました。

そこで「最後は『おたま』を書いてね」と教えると、子どもたちは実にきれいにお玉を書くことができました。

 

 

・「あ」 

子ども達に聞いたら「マヨネーズの形だ」との答えました。私は「ここはマヨネーズの形にしてね」と教えました。

 

■受験勉強で苦労した年号の覚え方

 

どうして、これらの教え方でマスターできるのか?

 

 

子どもたちの印象に残りやすいから、糞面白くない覚え方だと、いったん脳に短期記憶はされてもすぐに忘れます。

 

 

歴史の年号

 

 

「遣唐使が廃止されたのは894年」と覚えても忘れてしまうので…

「船酔いで吐くよ(894)、遣唐使廃止」と覚えます。

 

 

人間の脳には、長期記憶に関して重要な働きをする「海馬」という部分があります。

 

 

一度覚えたものは短期記憶としていったん保存されますが、長く記憶しておくには海馬の横にある、感情をつかさどる扁桃体を震わせる必要あります。

 

感情を揺さぶらない、糞面白くない単調な教え方をして、苦行にしてはなりません。

 

 

 

■添削

添削もやってはなりません。

どうしてかというと、子どもはダメ出しをされて、学習意欲をなくしてしまうからです。

 

 

子どもの書いた文字をまるで虫眼鏡で見るように、真っ赤っかに添削する先生がたまにいます。

 

 

「あなた、そんなにうまく書けるの?と担任に暴言を吐きたくなります。

 

 

赤で直さないで、下手な文字でも、その中で一番マシな字を必死で見つけて花丸をしてあげてほしいです。

 

そうすれば子どもは「もっと花丸をしてもらおう」と意欲的になります。

 

 

ここに考えが及ばない“はずれ先生”が、うようよいるので困ります。

 

 

そいう意味では消しゴムを使うのも「自分の字を否定する」意味で良くありません。

 

 

消さないで残しておくと、良くなった部分や成長を自身で感じることが出来ます。

 

 

人生の最初に習うひらがなの書き方

 

 

嫌いにしてしまって、学習に対する意欲を削がないようにしたいものです。

 

おわり

 

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カテゴリー:正直なつぶやき

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