2021.11.25
取り合えず通常学級にいれて、いよいよついていけなく支援級?
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私の仕事はライター!
以下はこれは一年後にライターとして別サイトに出そうと思っていたものである
よく書けているので、早めにブログで公開しました。
毎年、秋は就学時健診の時期です。
小学校へ入学するための健康診断のようなものです。
そのとき、知的遅れがある程度あると通常級ではなく、支援級や支援学校を薦められます。
(※「薦められる」と書いたのは、強制できないから)
「保育園の友達は同じ地元の公立学校の通常級に行くのに、我が子だけは支援級や支援学校に隔離しろなんて」と怒り狂う親御さんも実際います。
今は行政の専門家の意見があっても、親の意向が優先されます。
どんなに知的遅れが重度であっても親御さんが「何が何でも通常級」と言えば、それが通ります。
親御さんの中には「通常級で定型発達児から刺激を受けて伸びるかもしれない。
取り合えず、通常学級に入れて、いよいよ付いていけなくなったら支援級や支援学校に移してもらえばいい」と安易に考える人もいます。
子どもにとっての半年間、また一年間はこれからの人生にとって大切な期間です。
通常級で虐められたり、自信を失くしたりする経験は必要なのでしょうか。
■息子の場合
息子は、小学校入学前、ある程度の知的障害があること、着替えなどの身辺自立がまだ出来ていなかったこともあり、特別支援学校への進学を選択しました。
知的障害があるのに小学校、中学校を通常学級のカリキュラムの中で過ごしてしまうと、出来るようになるであろうことも身につかない恐れがあると考えたからです。
息子の障害の程度を考えたとき、教員数と担当児童数の割合にも不安がありました。
特別支援学校に入学してみると息子のクラスは教員2名に対し児童5名でした。
直ぐに個人面談があり、個別の教育支援計画と個別の指導計画が作成されることになりました。
私から「靴ひもを結ぶ練習をさせたいので、蝶結びをマスターさせたい」と伝えますた。
すると、個別の指導計画の中に“紐結びを習得させる”と記載されました。
担任の先生は息子のために教材を作り、毎日個別学習の時間で練習させてくれ、2週間でできるようになりました。
■転校
小学2年生のとき、東京都の指導主事の巡回があり「そろそろ特別支援学級に転校させてもいいのではないか」と言わました。
そして、近くの公立小学校の特別支援学級に3年から転校しました。
「一度、支援級に入れてしまったら二度と通常級には戻れない」という話もよく聞きます。
でも、それは支援級に入れたことが原因ではなく、子どもにとって通常級が適切ではないということではないでしょうか。
息子のように特別支援学校に入学をしても、発達の様子に合わせて、途中から特別支援学級のある小学校に転校することもあります。
我が子の状態や教員数、支援内容の情報を集めて、子どもに合った環境を選択をするのが良いと思います。
親は我が子のことを知っている専門家ですが、行政の専門家や学校の先生は学校教育の専門家です。
耳を傾けることも必要だと思います。
おわり
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カテゴリー:正直なつぶやき